あなたは鬼畜ですか?
私がそらに腐女子の道を教えられてから早一ヶ月
だんだんと彼女の思考がわかりはじめた頃の事
「う~み!」
甘えた声で名前を呼ばれ振り向くと、満面の笑みを浮かべたそらが立っていた
「…なに?」
甘えた声=企み
そう脳内でインプットされていた私は、最大音量で警笛が鳴り響く中恐る恐る問いかけて
「ロイエド書いて!」
後悔しました
「は?いやいやいやいや、私が!?」
「イエース!明日までによろしく♪」
そらの頼みを断れるはずもない私
しかし良く考えて見れば資料が1~3巻までしかないのを思い出しそらを追いかけようとするも、彼女はすでに帰宅していて
その日4~9巻までを購入し、また彼女から借りた『ロイエド傑作集』を脳の奥から引っ張り出して何とか書き上げたのが、夜中の三時
それまでいろいろな小説を書いており未完の作品がノートの中に残っている中、人生初の完結した小説がロイエドでした…