長期でお預かり車両の進行状況です。
先月はやたらと雨の日が多く他の車両の修理が押していたり、湿気が多かったのでほとんど進んでおりませんでした。(;^_^A
まずは建付けの調整まで終わっていましたドアから。
新品のドアパネルですが歪みが多いので板金作業からです。(>_<)
鉄板剥き出しのままパテ付けは致しませんのでエポキシプライマーの塗装。
その後パテ付けをして研ぎ出し、鈑金でならしきれなかった分の歪みを抜きます。
以前、ミニクーパーの専門店でのレストア作業をホームページかブログを見た記憶があるのですが、やはりそこでも新品パネルにパテを入れてましたね。
新品パネルの精度からしてそうしなければならないのだと思います。
パテを研ぎ出した後にもう一度エポキシプライマー塗装。
そして表と裏側にサフェーサーの塗装です。
次はトランクフードの表側。
これもまずはエポキシプライマーを塗装。
その後にサフェーサーです。
そしてトランクフードの裏とボンネットの裏は先に処理してありましたので、一緒にサフェーサーの塗装。
ボンネットの表は調色作業まで残しておきたいのでまだそのまま置いておきます。
続いてフェンダーの裏。
塗膜の内側でだいぶサビが出ていました。
塗膜を全剥離してサビが出ている箇所にはサビの固定剤を塗って、
その後にエポキシ塗料を塗装しておきます。
と言う感じで今のところはまだここまでです。
写真だとあっと言う間ですが、2ヶ月でこれ位しか進んでいません。
一つのパーツに時間と手間が掛かるので仕方ないと言えば仕方ないのですが、気が遠くなる作業の連続です。
ここまでの作業でやっと全体の5分の1いらいの作業が終わった程。
見習い君などが居れば塗膜の剥離などをコツコツとやっていてもらえると助かりますが、そればっかりやらせてしまうと辞めてしまうかもしれませんね。
すべての修理作業が終わって味わえる達成感は格別なものがありますし、自分が少し成長したと感じられる事でもあるのですが、それを感じられる様になる前に辞めていってしまうのがこの業界では多いかもしれません。(T_T)
ちなみに、助手の嫁さんには「手が空いた時にボディー側の塗膜をコツコツと削って行ってよ。」ってお願いしてみたんですが、
「致しません。」とお断りされました。(笑)
なので私が頑張ります!
今はブログを書く時間をこちらにまわしておりますのであまり更新出来てませんが、そうしないといつまで経っても進まず終わりませんので・・・。m(_ _ )m
来月で当店も5周年を迎えますのでキャンペーンを検討中です。
そちらはまた告知致します。