まずは、純正部品を外して仮合わせをするフィッティング作業から。
エアロパーツは届いた部品がそのまま取付け出来る事はほとんどありませんので何回も脱着を繰り返し、削ったりしながら建付けを調整していきます。
なかには大きな加工をしなければ取付けさえ出来ない物もあったりしますので、この工程が一番手間が掛かる作業かもしれません。
フィッティング作業後には、製造工程で出来た巣穴や合わせ目に出来た段差などをパテ処理してサフェーサーの塗装。
エアロパーツは一つの型では製造出来ませんので、いくつかのパーツに分かれて製造し繋ぎ合わせて作られています。
一つの型で作ろうとしても、折り返しの部分があると型から抜けなくなるからですね。
つなぎ目の箇所には、ほぼ段差や巣穴があります。
その工程を終えてやっと塗装です。
ちなみにどうでも良い事ですが、塗装中はこの並べ方で塗装はしてません。(;^_^A
写真を撮り易く、並べ変えちゃってます。σ(^_^;)
いよいよ、取付けて完成!
暗くてわからないと思いますが、開口部にはグリルネットを取付けられるようにしまして黒のメッシュネットを取付けしました。(^∇^)
付属されてくる事が多いのですが取付けする様にも作られていなかったので、お客様と相談してちょっと加工して取付けする事にしましたよ。
え~と、本当に長い期間お預かりしてしまう事になりまして、タイヤをスタッドレスに交換して先日納車となりました。
もっと早くやれるんじゃないかと思ってましたが、約1ヶ月半かかりまして完成!(>_<)
その間に、何台他の修理作業をやっていたことか・・・。(;^_^A
お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。m(_ _ )m
こういった作業は元の形に戻って当たり前の修理作業とはちょっと違ったやりがいがありますので、私自身も依頼があれば受入れたいと思いますし、早く進めなければという気持ちもあるのですが、当店では事故修理を優先させて頂いています。
やはりカスタムやドレスアップ専門店で無い限り、趣味的な事よりも乗りたくても乗る事の出来ない事故修理を優先せざるを得ないと考えてます。
エアロパーツの取付けや全塗装の問い合わせをたまに頂きますが、まずはその事をご理解頂きたいと思います。
あとは値段が合えばということになると思いますが・・・。
もう一人作業者が居れば納期も早くなるとは思うのですが、一人で作業している今は時間に余裕を持てる方のみになってしまいますね。
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