ブログにアップ出来ていませんでしたが、今月はカーボンボンネットのクリヤー塗装の依頼もありました。
新品ではなく装着されている物です。
表面の劣化が気になってきたそうで、リフレッシュ作業の依頼でした。
ここで気を付けたいのは、塗装後の乾燥時の温度管理です。
カーボンパーツやFRPパーツは熱を掛け過ぎると変形してしまう可能性がありますので、温度を低めに時間を長めにとって乾燥させます。(^-^)/
そこで温度測定にコレを使ってます。
非触温度計です。
これで温度を測定しながら、赤外線ヒーターの距離を調整して熱が掛かり過ぎないようにしてます。
普通に鉄板のボディーを塗装した時にも使用してます。
ヒーターの距離が同じなら、白より黒の方が温度が上がりますし、しかも上がるスピードも速いです。
なので、温度を計測してヒーターの距離も調整してますよ。
何回も塗装作業していればなんとなく感覚でヒーターの距離もつかめてくるんですが、数値で見た方が確実ですから。
これをやるのは過去に失敗があるからです。
温度計はそれほど高価な物では無いですから、同じ事を繰り返さないようにって事ですね。(^∇^)
カーボンボンネットの艶も蘇りまして、喜んで頂けたと思います。o(^▽^)o
また何かありましたら、ご相談下さいね。