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日々読書。

アメコミと、スティーブン・キングの小説や映画など、気になったことを書いています。

久し振りの更新です。


ブログに避ける時間が極端に少なくなってしまったため、以後は読んだ作品の感想等をまったりと書いていこうと思います。


まずは、前回の更新から書けずじまいだったIronman:Hyperverocity。


Iron Man (Iron Man (Marvel Comics) (Quality Pap.../Adam Warren
評価:★★★★☆ 4点

全6話のリミテッドシリーズで、特に前知識の必要が無く、単発で読める作品です。


アメコミでスパイダーマンやバットマン等のメジャー作品は長い歴史を持つものが多く、知識として事件の前後関係や、背景、キャラクターの相関が必要になってくる場合があります。


あれ?このキャラって死んだんじゃなかったっけ?とか、何で敵が味方サイドにいるの?など冒頭からおいてけぼりを食うことが多々あるので、読むときは要注意です。


特に前知識の必要もなく読める本作ですが、使われている言葉、さらには軍事、科学、医療用語のせいで英語の難易度が非常に高いです。
シーンによっては、読むというよりも辞書で読み解くと言った感じになってしまい、今まで読んできた作品の中でもトップクラスの高難度でした。



以下ネタバレあり!



アイアンマンであるトニー・スタークが冒頭で重傷を負い、早々にリタイア。アーマーに搭載された疑似人格のトニー2.0が活躍すると言うちょっと変わった作りになっています。


全編に渡り、自律稼働する装着者の居ないアイアンスーツが主役に据えてあるのですが、その疑似人格トニー2.0が有能で、読んでいくうちに結構愛着を持つくらい良いキャラをしていました


生身の人間では出来ない、機械にしか出来ない急制動、急加速、超高速戦闘が行われ、結構見所のある作品です。



スティーブンキング積み本消化第22弾 ネタバレなしの感想になります。
グリーン・マイル 新潮文庫 約950ページ 評価:★★★★☆ 4点

グリーン・マイル〈1〉ふたりの少女の死 (新潮文庫)/スティーヴン キング


この本は少し変わった形態で発売されており、全6巻が当時月一冊と言うペースで発売され、話題を読んだ作品です。一冊が約150ページほどで、最後の巻のみ約200ページになっています。アメリカでは小説の連載というのがあまり無いらしく、非常に珍しい試みだったようです。
続きが気になる終わり方だったり、あえて前巻の続きではなく、違う話を展開させて読者をやきもきさせるなど、分冊ならではの面白さが味わえる非常に稀有な作品でした。
珍しく各巻の最初と最後に挿絵があり、読者が世界をイメージする助けになっています。

各巻に解説があるのですが、その中の一人が冒頭にキング作品は全く読みませんと豪語しており、そんな人に何故解説をさせるのかとちょっと不愉快に感じました。
この作品、アメリカで発売された際に書籍の売上チャートになんと6冊全てが同時にランクインし、同じ作家がチャートを6つも占めるのは快挙だったそうです。

何気ないふとした事が伏線になっていたり、過去と現在が織り成す人間模様。
静かで、それでいて心の中が暖かくなる様な、スタンド・バイ・ミーや刑務所のリタ・ヘイワースに通じる雰囲気を持つ作品でした。
本当にちょっとしたことなのですが、ああ、だからなのかと思わせるところがあり、伏線がきちんと回収されていくのは読んでいて気持ちが良かったです。
コーフィーが来る前、コーフィーが来た後、そして現在と様々な時間軸がありますが、どの時間軸でも人間の心の機微が描かれています。

登場人物はあまり多くは有りませんが、それぞれのキャラクターがきちんと個性を持っており、大半のキャラクターに愛着が持てるような魅力あるキャラクターが揃っていました。
ただし、この作品の悪とでも呼べるパーシー・ウェットモアは凄まじいほどの下衆でした(笑

全部で1000ページ近いのですが、非常に読みやすい作品でした。
時に冗長だったり、日常が淡々と描かれたりする事のあるキング作品ですが、このグリーン・マイルではそういったものが無く、シンプルに書かれており余分な要素をそぎ落として書かれたという感じがします。
結構な数のキング作品を読んできましたが、この作品が一番読みやすかったです。
一冊が他の小説に比べると見たことが無いほど薄く、読み応えが無いと思うかもしれませんが、分冊ならではの楽しさがあり、これはこれで一つの作品として大変面白かったです。

この作品は、トム・ハンクス主演で映画化されています。


次は、神々のワード・プロセッサを読んでみます。


アメコミ読書第6弾 アストニッシングスパイダーマン&ウルヴァリン
Astonishing Spider-Man & Wolverine 感想
評価:★★★☆☆ 3点

スパイダーマンとウルヴァリン主演の、タイムスリップをテーマにした物語。
まさか、モジョーが黒幕とはおもいもせず、久しぶりに見たのに、今も変わらない強烈な個性を発揮するモジョー。しかも、皆それぞれの時間に戻ったにもかかわらず、モジョー一人だけ原始時代に取り残されてしまいました。何故か原人達と打ち解け、ダンスを踊っている始末(笑
狂人と原人、もしかしたらなにかしら通じ合うものがあったのかもしれません(笑

1,2話においては、前述したように、倒置法的に主となるものがぼやかされたまま物語が進むので、ちょっととっつきが悪かったです。
3話以降は流れに乗ったようで、スムーズに読み進む事ができました。
英語の難易度的には中の上くらいかな。
モジョー、スパイダーマンによるジョークや皮肉を交えた話は、理解するのが結構大変です。
時には、あちらの文化や日常的に使われている商品、食べ物などを知らないとついていけないことがあるので、勉強にはなるんですが、やっぱり疲れます(笑

ストーリーに関しては、惑星化したドゥームが登場したり、タイムスリップでちょくちょく見た目が変わるスパイダーマンとウルヴァリン、ダークフェニックスとウルヴァリンの融合、モジョーの登場と、結構驚かされる作りで、読んでいて飽きる事はありませんでした。
特に、ドドーンと描かれた惑星ドゥームと、それに対峙するウルヴァリンはなかなか見ごたえのあるイラストに仕上がっていました。
あえて言うなら、タイムスリップものということで、過去での出来事に関して、疑問点がちょっと残ったくらいかな。

今回登場したキャラクターについて。
この物語で始めてみたOrb。
Wikiによると、初出は73年のMarvel Team-upという作品。
主にゴーストライダーの敵として活躍しているようです。
特にこれといった超能力は持っていないものの、卓越したアスレチック技能であくどい事をしているそうです。
初めて見たときは、リアル目玉の親父!?と思うくらいキャラが被っていました(笑

Orb
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CzarとBig Murder。
軽くしか調べていませんが、どうやらこの作品単発のキャラクターのようです。
この作品内で彼らがいかに時をわたる能力を身につけたのかも語られ、準主役級の活躍をしていました。

czar
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Big Murder
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ドゥームは映画にも登場しているので、あえて説明はしませんが、ドゥームが自分の精神の入れ物とした惑星については知らない人が多いかもしれません。・・・って僕も全然詳しく無いんだけど(笑
Ego the Living Planetという、意思を持った月がその入れ物です。
見た目は、月の表面にひげもじゃのおじいちゃんの顔が付いている、なんともシュールなキャラクター。
60年代に始めて登場以来、ファンタスティック・フォー、ソー、デッドプールなどの作品に登場しており、
Orbなんかに比べると、ちょこちょこ登場しているみたいです。

Ego the Living Planet
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次は、アイアンマン ハイパーベロシティです。