本投稿は別ブログで2020/05/03に掲載された記事(全16回の8回目)の一部表現を修正して転載しています。

 

(つづき)

 

ここでちょっとだけおさらいしておきます。

先の「温室効果シールド理論」の記事(その3のその2)で
今の地球でのCO2濃度(0.04%)では
温室効果力はほぼ無いことを説明しましたが、
一方、前の記事(その4のその1)ではデータ的に
「地球が温暖化していること」と、
「CO2濃度が増加していること」を
紹介しました。

 

ここからは、それぞれの原因について
もう少し考えてみましょう。

で、先にお断りをしておくと
これらのデータをネットで調べようとしても
CO2(温暖化効果ガス)以外で
気温上昇(つまり温暖化)の原因となるものは
まともに見つけられませんでした。
(そこまで頑張って探したわけでもないですけどね。)

残念なのは、
地球の温度変化に寄与する主たる要素が一つしか無いのは
あまりにも不自然過ぎるということです。

 

本気で温暖化対策の議論を科学的にするのであれば
例えば
「今後??年で、
 Aの要素でプラス何℃、
 Bの要素でプラス何℃、
 Cの要素でプラス何℃、
 Dの要素でマイナス何℃、
   :
 その結果、
 トータルでプラス何℃の
 気温上昇が見込まれ
 このうちAの要素が
 一番大きいので
 まずはこのAについて
 優先的に手を打つ必要がある。」
といったような説明をされているものは
見つけられませんでした。
 

もしこのような論理展開で仮にAがCO2のことなら、
少しは納得感があるんですけどね。
あと、CO2以外のB、Cのようなプラス要素は
少しは取り上げることはあっても、
「温暖化への影響は少ない」
かのような扱いになっています。

 

これでは「CO2が温暖化の主原因」という
結論が先にあるようにしか思えてなりません。

 

で、何を言いたいのかというと、
これから説明するための、
裏付けとなるまともなデータが無いということです。

 

ですので、ここからは主観的な推論を多く交えて
話を進めさせてもらいます。

あと、話を複雑にしないために、
考える範囲をここ50年に絞らせてもらいます。

 



まずはCO2の増加原因になることはなんでしょう。


できるだけ抽象度を上げて分類すると
(1)燃焼
(2)呼吸

の二つになるかと思います。

 

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「(1)燃焼」について真っ先に思い浮かぶのは
火力発電あたりでしょうか?
他には
火力を動力源とする自動車や飛行機などの乗り物類や、
工場や焼却施設での火力利用などがあげられます。
“反CO2陣営”がターゲットとしているのは
まさにこれらの火力による「燃焼」系になります。

 

 

もちろん人工的な燃焼以外にも
火山活動などの自然現象もありますが、
この50年で地球の気温上昇に大きく影響を与えていないとみなして割愛します。

 

で、ここで問題となるのは
この「燃焼」のボリュームが増えてきたことは何か?なのですが、
端的言えばに、
「燃焼量増加」の原因は「人類の活動量増加」
ということになります。

この「人類の活動量増加」
「人の増加」「活動量の増加」
二つの要素に分けられますので
この二つの要素をみて行きましょう。

①人の増加 
世界人口がこの50年で倍(約40億人→約80億人)になっています。
これによりあらゆる活動で「燃焼」が増えています。

 

②活動量の増加 
活動量増加の中で顕著な例としては、
グローバル化により人類の「移動量」が圧倒的に増加しています。
例えば50年前の日本では
海外へ渡航できるのはごく一部の人たちでしたが、
今は多くの人が普通に海外へ行く時代になっています。
ここ数年ではインバウンド需要とかいって
日本に来る外国人も増えてますしね。
そういえば、昨今の世界的な都市封鎖や外出規制で、
都市によっては大気汚染が改善されているって報道もされていますので、
移動量が減り「燃焼量」が減ってしまうと、
こんなにも違いが出てしまうという証明でもあります。

 

もちろん「移動」に限らず、
「①人の増加」により、それまでと同じ活動であっても全て活動量は増加します。
生活インフラに関わる道路・住居・電気・ガス・水道の供給・維持活動や、衣食に関わる活動、文化発展に伴う活動(演劇やレジャーなど含む)、家事・仕事・教育・健康・・・「活動」を列挙するとキリがありません。
たとえ睡眠でさえも、燃焼に関わる活動になり得ます。
50年前には無かったようなIT科学技術の発展や宇宙開発に伴う活動などはまるまる増加しています。

 

ということで、
「燃焼量増加」の原因である「人類の活動量増加」の大きな要因は
「①人の増加」
「②活動量の増加」

ということにさせてもらいます。

 

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つぎに「(2)呼吸」についてですが
地球温暖化で議論される際には
この「呼吸」はCO2排出量には換算されないことになっています。
理由は植物がCO2を吸収して育つので
それを食べる動物の吐く息は
チャラということだそうです。

 

 

<参考:地球環境研究センター「呼吸で大気中の二酸化炭素が増加する?」>
https://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/26/26-1/qa_26-1-j.html

 

学術的には「カーボンニュートラル」とかいうそうで、
こんな風に横文字で表現するところがどっかの都知事みたいですね。
せっかくなのでこの用語は使わせてもらいましょう。

 

ただこの理屈にも厳密には矛盾があり、
世界全体が一致して
世界人口の増減と完全に同期の取れた植物の栽培管理等ができて
はじめてこのニュートラルは成り立つものです。
仮に人口が増えずに同じだとしても
収穫量と同等の栽培をしないだけでも
ニュートラル(均衡)が崩れます。
細かいことを言えば同じ野菜でも収穫時期がズレれるだけでも、
その期間分だけCO2消費量は違います。

 

繰り返しになりますが
世界人口がこの50年で倍(約40億人→約80億人)になっています。
この倍増した食べる量(総胃袋)の増加に
見合うだけの植物を新たに栽培しないと、
そのニュートラルってやつは維持できません。
(植物消費量∝総胃袋)
さらに森林伐採等で植物が減れば、
もちろん植物のCO2消費量は減ってしまいます。

 

ここでのポイントは厳密には
「呼吸増」によるCO2排出増よりも
相対的に植物が減ることによるCO2消費減が
トータルでCO2増加につながるということです。

 

総胃袋が増えたことで
食用に繋がる植物の栽培は少なからず増やしてはいるはずですが、
その土地等を確保するために、おそらく開拓等もしているため、
つまり森林伐採等しているために、
この50年間ではニュートラルは保たれていないはずです。

 

そして(CO2増が仮に問題だとして)
一番問題なのは
このニュートラルが少しでも崩れると、
CO2は日々増え続ける一方になる

ということです。

 

簡単にイメージ的な例で説明すると、
大気中に100個のCO2があり、
毎日、植物が1個消費し、動物が1個排出していれば
この100個のニュートラル(均衡)は保たれますが
毎日、植物が2個消費しても、動物が3個排出するようになれば
毎日1個ずつCO2は増え続け、
100日で倍、1年で3倍、50年で150倍に増えてしまいます。
(あくまでイメージ的な例えですよ。)

 

結局、
「呼吸増」(厳密には「植物減」)は
一時的なCO2増になるのではなく、
「①人の増加」とその活動増に見合うだけの植物増が実現できない限り、
ニュートラルの崩れ(均衡崩壊)が発生し、
永続的なCO2増
となってしまいます。
つまり「燃焼増」以上に「呼吸増(植物減)」の方がより深刻な問題ということです。
(あくまでCO2増が問題である場合ですけどね。)

 

あらためて整理すると
「人口増」(①人の増加)
  
「呼吸増/植物減
  
「カーボンニュートラル崩壊」
  
「永続的CO2増」

ということになります。

 

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長くなりましたのでまとめますと
「CO2増加原因」は
まず
「①人口増」呼吸増/植物減燃焼増
次に
「②活動増」燃焼増
という結論になります。

 

 


[2020/5/4 追加]
おまけとして、
地球温暖化が原因でCO2が増える
という見方もあるようです。
これは気温上昇により海水温が上昇し
海に溶けているCO2が大気に放出されるからだそうです。

 

 

ただ地球温暖化による大気温度の上昇で海水温度を上昇させるのは
お風呂の水を沸かすのに浴室の空気をいくら温めても
なかなか温まらないように、かなり無理のある理屈です。

 

これが太陽光(熱)が直接海水温度を上昇させるのであれば
理解可能な話ではあります。

 

世界の気温変化とCO2増加の相関については以下HPの
科学史上最悪のスキャンダル?! “Climategate”
「じゃあ地球温暖化って実際どーなの??」
を参照ください。

 

(つづく)