本投稿は別ブログで2020/05/05に掲載された記事(全16回の10回目)の一部表現を修正して転載しています。

 

(つづき)

前回記事では「温暖化懐疑論」の話になってしまったので

改めて「地球温暖化(気温上昇)の原因」について
見てみましょう。
 

しっかりとした学術的裏付けのある内容は
先に紹介した「二酸化炭素地球温暖化脅威説」を
参照していただくとして、
ここからは裏付けデータのあまりない
個人的な理屈で展開しますので
ご容赦ください。

 

こちらもできるだけ抽象度を上げて分類すると
 (1)自然
 (2)人間
の二つになるかと思います。
あともう一つおまけで
 (3)それほど温暖化してない
ってのも付け加えておきます。

 


まず「(1)自然」についての代表としては以下1点のみを取り上げます。

 

①太陽活動の影響

 

太陽の活動を観測すると
太陽黒点数変化に約11年の周期があることが分かっており
下図(グラフ)のように太陽活動(黒点数)に変化があります。

 

太陽活動低下(黒点数減少)が著しい期間には名前もついており、
マウンダー極小期(Maunder Minimum):1645年~1715年
ダルトン極小期(Dalton Minimum):1790年~1830年
これ以前にも
シュペーラー極小期(Sporer Minimum):1420年頃~1570年頃
といった時期がありました。


この時期はもちろん寒冷期(ミニ氷河期)で、
災害や被害も多かったこともあり、
必然的に命名されたものと想像されます。
 

つまり、これまでの歴史でも
太陽活動の影響は極めて大きいものだったと言えます。

 

一方、グラフ上には20世紀後半に
「Modern Maximum」と英語表記されていますが、
この英語自体や「近代太陽極大期」等のワードでググってみても
日本語の記事には全くヒットしませんでした。

 

さらにこのグラフで、
地球温暖化が叫ばれはじめた頃に、
比較検証で地球の気温を分析したはずの期間、
 第20太陽周期(1964年10月~1976年06月)
 第21太陽周期(1976年06月~1986年09月)
 第22太陽周期(1986年09月~1996年05月)
の3回の青い線のピークについて着目すると、
右肩上がりになっており、
確実に太陽活動は活発化している
ことが分かります。
※1755年に太陽黒点の活動が記録され始めてから「第xx太陽周期」と呼ばれています。

 

百歩譲って地球温暖化の原因とは言わないまでも
この当時地球の気温が上昇していたとすれば
太陽活動と相関があるように素人目にも見えます。
 

いずれにせよ
(CO2温暖化のような小さな話は置いておいて、)
こんな御託をグダグダと並べるまでもなく
皆さんご存じの通り
太陽活動は地球の気温変化に、
さらには気候変化に、多大な影響があるものと言えます。

 


続いて「(2)人間」についてですが、
まず先に、次の2つの物理学の基本法則を確認しておきましょう。


<物理基本法則1>
●エネルギー保存の法則
どんなに状態が変化してもエネルギーの総量は変化しない。

 

<物理基本法則2>
●熱力学第二法則(エントロピー増大の法則)
エネルギーの状態が変化する場合、
エントロピー(乱雑さ)が増大する方向には変化するが、
その逆には向かわない。
 → 不可逆的である。

※別名「エレベータで一人がオナラをすると全員が臭い思をする法則(エレ・オナの法則)」
そして熱エネルギーは最もエントロピーの大きいエネルギー状態である。

 

この2つの物理法則で何が言いたいのかというと
 「何かしら活動すれば、最後はほぼ熱になる」
ということです。

 

(ここの記事では50年前からの気温上昇を前提にしていますので)
つまり50年前から増えた活動はほぼ全て温度上昇の熱源になっているということです。

 

これを踏まえて、
「気温上昇の原因」となる「(1)人間」が関わる原因とは
次のようなことが挙げられます。

 

②人の増加
世界人口がこの50年で倍(約40億人→約80億人)になっています。
地球の平均気温は約15℃ですが、
人の体温は約36℃で、
気温よりも20℃以上も高い物質が40億個も倍増し、
死ぬまでの約70年間休むことなく熱を放出し続けます。
たとえ冷え性の人がいても寒冷化の原因には決してなりません。
また、人に限らずそれに伴い、体温のある家畜の数も間違いなく増えていることでしょう。

 

③活動量の増加
上記の物理基本法則にもあるように
何かしら活動すれば熱を発生」します。
ここでの「活動」とは
「CO2増加原因」の記事(その4のその2)でも取り上げた
「燃焼」や「呼吸」にも関連しており
「燃焼」活動でもちろん熱は発生しますし
小さなレベルの「呼吸」活動でさえも「人が動けば熱を放出」します。

 

続けて同記事(その4のその2)からそのまま引用しますと、
ーー
グローバル化により人類の移動量が圧倒的に増加していますし、
もちろん「移動」に限らず、
「人の増加」により、それまでと同じ活動であっても全て活動量は増加します。
生活インフラに関わる道路・住居・電気・ガス・水道の供給・維持活動や、衣食に関わる活動、文化発展に伴う活動(演劇やレジャーなど含む)、家事・仕事・教育・健康・・・「活動」を列挙するとキリがありません。
たとえ睡眠でさえも、燃焼に関わる活動になり得ます。
50年前には無かったようなIT科学技術の発展や宇宙開発に伴う活動などはまるまる増加しています。
ーー

省エネ活動もありますが、ザックリ言えば
 「世界が発展するほど熱くなる
ということになります。

 

④ヒートアイランド現象(都市温暖化)
これは抽象度から言えば
「②人の増加」+「③活動量の増加」に含んで良いのですが
先の懐疑論者の意見でも気温上昇原因の一つとして挙げられており、
多くの人にも体感的に理解しやすいため、ピックアップしました。

 

理屈を述べるよりは端的に事実を確認しましょう。
以下今年の桜の満開実績(予想)です。

※2020年5月2日時点の実績と予想をもとにtenki.jpで公開された内容

 

一目見て分かるように、
一番先に満開になりそうな鹿児島よりも
東京の方が1ヶ月近くも早かったです。
もちろん全国でも一番
さすが日本の首都、人口・文化の密集地だけあります。
せっかくの東京なので都知事風に表現すれば
ジ・アーリエスト・ブロッサム
ってところでしょうか。
鹿児島が遅すぎるのは地方なので
アイランドのヒートが足らなかったのでしょう。

 

1年だけだと異常値の可能性もあるので
過去5年の日本本土で暑そうな地点と比較してみました。
以下の表は気象庁HPから抜粋した観測地点の開花実績ですが
これでも東京が過去3回トップですし、残り2回も2番目。
もちろんこの5年の平均開花日もトップになっています。
ポイントは東京に遅い年の無いところが都市温暖化を象徴しています。


※上の絵は「満開日」で下の表は「開花日」です。一貫性が無く分かりづらくてすいません。

地点名 2016 2017 2018 2019 2020 平均
東京 3/21 3/21 3/17 3/21 3/14 3/18
京都 3/23 3/31 3/22 3/27 3/22 3/25
高知 3/24 3/29 3/15 3/22 3/24 3/22
福岡 3/19 3/25 3/19 3/21 3/21 3/21
鹿児島 3/27 4/5 3/17 3/25 4/1 3/27

https://www.data.jma.go.jp/sakura/data/sakura003_06.htmlよりデータ抽出

 

つまり「②人の増加」や「③活動量の増加」などによる
「④ヒートアイランド現象」によって温暖化(気温上昇)することで
ここまで自然に影響するということです。

 

“桜”自身はほんとうに正直です。
そしてこうした検証こそが最も正しい、真の
 「桜を見る会
と言っても良いでしょう。

※「桜を見ろ!」はCO2温暖化説を信じている方に向けてです。
写っている皆さんにではありません。

 


最後に「(3)それほど温暖化してない」ですが
これは
世界の気温データは操作されていた。
らしいです。

 

先の懐疑論の皆さんの記事で自分も知ったのですが
これが大々的に知られるようになったのは
2009年11月17日に発生した「クライメートゲート事件」がきっかけになります。
具体的な内容は以下のHPを参照ください。
『地球温暖化論』の裏話
https://www.kinyu.co.jp/index_earth.html

 

ちなみに代表的な操作は
 (a).観測設備をより熱くなる環境にして設置
 (b).都合の悪い気温観測地点のデータは消去
 (c).1200km以内なら別の観測地点を使ってもOKとして観測値を変更

といったもので、
本当に呆れ果てたものです。

 

以前の記事(その4のその1)で気象庁HPから
データをダウンロードしてせっせと加工した自分が
ほんとバカみたいです。

 

いずれにせよ「地球温暖化(気温上昇)の原因」の観点では
対象外としておきましょう。

 


で、そろそろまとめますと
「地球温暖化(気温上昇)の原因」は

 

「①太陽活動」
「②人口増」
「③活動増」

という結論になります。

 

(つづく)