本投稿は別ブログで2020/05/09に掲載された記事(全16回の13回目)の一部表現を修正して転載しています。
(つづき)
ここからは
「化石燃料を悪とする推進派の意図・思惑」
について考えてみましょう。
化石燃料を使わせないとどうなるのでしょうか?
ここでは次の4つを取り上げてみましょう。
(1).原発推進
(2).化石燃料利用国の経済力低下
(3).(CO2減少による)食料生産力低下
(4).「地球温暖化対策」自体のビジネスモデル化
(1)~(3)はこれまでの話で想像が付くと思いますが、
(4)は「国際ルールを作って金儲け」ってことです。
それぞれ簡単に紹介しておきましょう。
(1).原発推進
これについては説明不要ですよね。
先の記事(その4のその3)でも登場した推進派のアル・ゴアさんは
間違いなく原発利権に絡んでいることでしょう。
(2).化石燃料利用国の経済力低下
こちらも説明不要とは思いますが、
ポイントはどこの国が得するのか?になります。
これが意外にも世界最大のCO2排出国「中国」なんです。
世界の二酸化炭素排出量の推移
(2:35あたりが最終2018年のグラフです。)
それにしても中国という国は
本当に強か(したたか)だと思います。
1997年に開催された京都会議の京都議定書では
発展途上国として「目標なし」、
2015年に採択されたパリ協定でも
世界2位の経済大国なのに途上国扱いで、
しかも「2030年までにピークを抑える」
つまり「2030年まで増やしてもOK」となっており、
削減目標については「絶対値」ではなく「GDP比」のうえ
これまで散々排出してきているので、
(つまり基準が甘すぎるので)
今後予想される鉱工業の縮小や省エネ化を考えると
何も頑張らなくても
目標が達成できる内容になっています。
CO2削減という肝心カナメの目的からすれば
上のグラフを見ても分かるように、
中国が一番頑張らないと何の意味もありません。
何でこんなことができてしまうのかと言えば
今回の新型コロナ中国武漢肺炎のWHOの対応でも分かるように
国連関連組織の主要メンバならびに諸外国が
中国に「金・玉」を握られているからなのです。
「金」とは買収などのマネートラップ、
「玉」とは色仕掛けで弱みを握るハニートラップ
のことです。
※「玉」は男性視点ですいません。
女性視点だと表現が危うくなるので・・・御免なさい!
本当かどうかは調べきれていませんが
かのグレタさんのパトロンには
中国系もいるという噂もありますし、
グレタさんの振る舞いについても
「トランプを睨みつけても、中国は非難しない」
とか、言われてますしね。
一方、損する側の代表と言えば
残念ながら、もちろん我が日本国です。
それにしても、
これまでにこの地球温暖化対策に
どれだけ日本はお金(税金)を
使って来たことでしょう。
毎年3~5兆円とか、
累積で80~100兆円とか言われていますが、
(もっと遥かに多いとも言われているようです。)
それに見合う成果はあったのでしょうか?
これだけの投資に見合う効果や成果は
報道されているのでしょうか?
しかも効果があるどころか、
かたやこの30年間、
日本の経済力は落ちる一方で
国民一人当たりの平均年収もほぼ横ばい。
消費税が0%から10%になっていることを考慮すれば、
実質10%減とも言えます。
それに反して無意味な地球温暖化対策をやってこなかったアメリカ、中国は
ご存じの通り中国は目覚ましく発展し、
アメリカも「世界の一強」として君臨しています。
ちなみにアメリカの平均年収は1.4倍になっています。
(1990年45,853US$ → 2018年63,093US$)
【世界各国の平均年収】ランキングTop25の推移(1990 – 2018)
地球温暖化というカードによって、
日本が蝕まれているということに
大衆レベルがいい加減気づいて
この寄生されている状態を打破しないと、
本当に日本が没落してしまうことが危惧されます。
(他にも色んなカードで日本は蹂躙され食いものにさています。)
繰り返しになりますが
こんな付加価値の生まない政策は
国の予算(税金)を
国内外の利権者に垂れ流すだけで
国力(経済力)を衰退させ、
利権とは縁のない国民は貧しくなっていくだけです。
そして、ここでの一番のポイントは
地球温暖化対策の必要性を信じ込まされ、
見返りの無い血を流し続けながら
対応し続けなくてはいけないのはなぜか?
ということです。
こちらも中国の国連+諸国の「金玉握り」同様
政界、官界、財界、報道マスコミ・・・
これら全てで中国(+DS、+α)に「金玉」を握られているメンバが
多数存在しているからなのです。
そして中国(+α)の思惑どおり奏功しているのです。
(もちろん親中派以外もいるはずですけどね。)
これら実行部隊である金玉メンバの皆さんには
今はオイシかったり保身を保てていても
いずれ日本全体が潰れたら
結局自分自身(+身内)もそれに巻き込まれます。
(日本が中国の属国になれば勝ち組にはなれますけどね。
ただ共産のやり口であれば、裏で動いた人たちは
ごく一部を除いて大半の関係者は片づけられることでしょう。)
(つづく)
