本投稿は別ブログで2020/05/23に掲載された記事(全16回の16回目)の一部表現を修正して転載しています。

 

(つづき)

 

今回を含めこれまで16回にわたり投稿してきましたこの「CO2は本当に悪者なのか?」もそろそろ終了したいと思います。

 

これまでのポイントを整理しますと
(a).地球でのCO2温暖化力はほぼ無い [2-3]
(b).CO2はあらゆる生物(食料)の元 [3-2]
(c).CO2はこの30年間持続的に増え続けている [4-1]
(d).入手可能なデータからは地球の気温はこの30年間上昇している [4-1]
(e).CO2増加原因は人口増と活動増 [4-2]
(f).地球の気温上昇原因は人口増と活動増と太陽次第 [4-4]
(g).推進派は「地球温暖化対策」をビジネスモデルとしてプロパガンダ [5-3]
(h).「地球温暖化対策」のビジネスモデルは未だお粗末 [5-3,5-4]
ということになります。

 


さて、今回のテーマで最後に取り上げた
国際レベルのビジネスモデルの見方について
簡単にご紹介しておきましょう。

 

欧米は以前から世界的な枠組み(国際基準ルール)を作り
これを各国に遵守させる課題解決型ビジネスモデルが定番で
馬鹿正直でかつアングロサクソンに憧れ(劣等感)を持つ日本は
格好のカモでした。
 

今回取り上げた環境問題対策もしかり、
ISOやSOX法、IFRSなどの
コンサル系ビジネスもしかりです。
もちろんISOなどカモにとっても
うまく利用すれば価値あるものもあります。

 

このビジネスモデル、
特に未来対策系ビジネスモデル
基本ロジックは以下のパターンが考えられます。

 

<公のロジック(偽ロジック)>
 ①.現状分析
   現在、Aという状況になっている。

   あるいは なることが見込まれる。

 ②.課題定義

   このままではB年後に、
   問題Cという状態に陥る。

 ③.対策立案

   そのため、状況Aを解決するための
   Dという対策を打つことで、
   問題Cを回避することができる。

 ④.対策実行の仕込み

   対策Dを推進するために
   Eというルール(+組織)を設ける。

 

<内部ロジック(真のロジック)>
 ⑤.真の目的の定義

   対策DあるいはルールEによって発生する
   別のFという結果が真の目的である。

   (順序としては⑤が一番最初)
 ⑥.真の目的を含めた対策の有効性検証

   ①~③の論理展開に、事実も含めて
   矛盾が無いか?適切か?を検証する。
 ⑦.プレーヤー仮設定とリスク分析

   ルールEによって発生する利権等に群がる
   関係者G(寄生虫含む)等を定義し

   推進体制をイメージ化する。
   合わせてリスク要素を洗い出し

   収益へのインパクトを吟味する。
 ⑧.計画策定と収益判断
   仕込みからクロージング(幕引き)まで含めた
   ライフサイクル設計を検証し
   トータルの投資対効果を算出する。

 ⑨.投資判断

   最終的に有効と判断すれば
   投資Hを行う。

 

このロジックを踏まえて
カモ達を嵌める時のポイントは以下になります。

 

(1).ウソの割合を極限まで最小化すること
 

 ウソの割合を極限まで最小化し、
 そしてそれ以外は正しさで埋め尽くすことです。
 議論や論理を展開させる時には
 常に正しさの部分を土俵にして進めないと
 綻びがでてしまします。
 ※ここでの「ウソ」とは「本音(F)を隠す」まで含みます。

 

 逆にみんなが共感する事実は最低でも半分以上ないと
 賛同を得られません。

 

 大事なのは「騙す」のではなく、
 カモに「信じさせる」ことです。
 「ほんのちょっとのウソを含む
  ほぼ全てが真実の全体を信じさせること」で
 ビジネスモデルが上手く回るようになります。
 そして
 「信じていないことは恥ずかしいこと」にまでなれば
 成功していると言っても良いでしょう。
 もちろん寄生虫については
 「信じさせる」ではなく「従わす」です。

 

(2).未来対策系の予測はできるだけ遠い未来にすること

 

 先のロジック②の最終B年後だけでなく
 その途中のマイルストーン(通過点)などで
 近い未来を予測してしまうと
 外れた時の言い訳が面倒です。
 外した時の言い訳としては
  (ⅰ).対策の効果が早期に出ている
  (ⅱ).別の理屈を持ち出す
  (ⅲ).都合の悪い部分は隠蔽し、
    都合の良いところだけアピール
 などが考えられます。
 もし大勢に影響しないような
 個別の箇所で外した場合は
 間違いを認めてしまい、
 事実に則した理由を論理的に説明した方が
 信憑性が増します。
 (予測が当たり続けることの方がかえって怪しい

 

 皆さんご存じのようにオイルショックの時は
 「あと30年で石油は枯渇する」なんて
 煽ってましたけど、
 あれから50年たってますしね。
 このオイルショックが計画的だったのか
 偶発的だったのかは知りませんが、
 結果的に30年では短過ぎましたね。
 言い訳としては(ⅱ)になり、
 ・当初予想した以上に埋蔵量があったとか
 ・新たな油田が発見されたとか
 ・シェールオイルが実用化されたとか
 ・原発など別のエネルギーも活用されるようになったとか
 になります。

 

 この教訓からか、地球温暖化対策モデルでは
 時期については曖昧にしています。
 「このまま温暖化が続けば海水面が6メートル上がる」
 といったように恐怖心は煽っても、
 時期はモヤッとさせています。
 

 そしてこの地球温暖化モデルでは
 明確に外していることにはなっていませんが
 言い訳対策としては(ⅲ)に終始していますね。

 

 あと未来予測について追加しておくと、
 外れた時のために幅を持たせるとか、
 条件付きの予測にするとかも必要です。

 

(3).カモにも少なからずメリットがあること

 

 安定的かつ確実に収益をあげるのであれば
 カモにも少なからずメリットがあることも重要です。
 良く言えばWin-Winということですね。
 先のISOやIFRS、かつてのQCなんかも
 きちんとやれば、シッカリとメリットがあるので
 各国のカモたちにも受け入れられました。
 一度定着すれば組織的にも育っていき、
 さらに、これに利権者が群がって
 肥大化していくことになります。

 

 このように企業コンサル系ビジネスモデルは
 比較的カモにもメリットがあるのですが、
 環境問題対策系は今のところ
 カモには実質的メリットがあるものは
 少ないようです。

 

 今回のCO2地球温暖化対策モデルも
 冒頭の(h)にもありますように
 出来が悪過ぎです。
 利権等の関係者以外の嵌められ側(カモ)には
 実質的なメリットは少しもなく
 理屈も実績も綻びだらけにも関わらず、
 日本は国内主要ポストの意志決定メンバが、
 中国等に金玉をシッカリ握られているため
 抑え込まれてなんとかなっています。
 ただ、デメリットしか無いため
 多くの人が疑問を持ち始め、
 「懐疑派」も大量に登場しました。

 

 この出来の悪さから見る限りは

 カモから利益を吸い上げることよりも

 カモを潰すことの方が真の目的なのかもしれません。

 

あくまで仮説ですが
一番最初は原発利権派が
石油利権派を叩く目的で始めたとすれば
原発には限界があり、
このままでは分が悪いと考えていた
証拠でもあります。

 

今では原発推進目的よりも
この活動自体がビジネスになっていますが
論理(科学的裏付け)に無理のあるモデルですので
今後はクロージングを検討していただき
クローズ完了までの間は
裏で利益を最大限得てもらって構いませんので
収束に力を注いでもらえればと思います。

 

推進派の皆さんの
今後のご健闘に
期待しています!

 

(「CO2は本当に悪者なのか?」おしまい)
 


[2022/09/09追記]

 

2年前に投稿した記事をほぼそのままで16回アップしました。
そのため情報(データ)が2年前のものですのでご容赦ください。
 

ちなみに現在では、

環境対策系ビジネスモデルとしてSDGsが展開されており、
地球温暖化対策はこの中に包含されるようになりました。
 

これに限ったことではありませんけど、

金玉を握られた人達に一般国民はどこまで振り回されなきゃいけないんでしょうか?

我々の生活を守り、日本を潰さないためにも、

まずは霞が関(官僚)浄化を早急に進める必要があります。

(表面的には洗脳部隊であるマスコミ勢の正常化や正気化が必要ですが、元から対応しないと何の解決にもなりません。)

 

そのためにもまずは、心ある方たちは、金玉メンバを炙り出してください。
日本が潰れた後は金玉メンバの大半も片付けられることになるので、
その方が結局は金玉メンバご自身やその家族も助けることになります。

 

※「金玉」の「金」は「マネートラップ」、「玉」は「ハニートラップ」になります。

 ですので「金玉メンバ」とはトラップで絡めとられて操られている人達のことです。