DOUTORのほうじ茶ラテ(ぬくぬく)と、チーズケーキ。
ずっとほうじ茶ラテを飲まず嫌いしてたんだけど。
この前DOUTORの前を通りかかった時に気になって。
で、何日経っても地味に頭の中に居座ってるから。
今日、大嫌いなビデオ通話会談を頑張ったご褒美に、DOUTOR行って来た。
ほうじ茶ラテをくださいって言ったらね、何か2種類あったよ。ほうじ茶ラテと抹茶ラテが。
贅沢か、濃い贅沢か。と言う違いらしい。
飲まず嫌い初挑戦やから。飲めるか分からんから、普通の贅沢を淹れて貰った。Mサイズ。
贅沢と濃い贅沢ってもうさ、普通の贅沢の方ネーミングミスじゃない?とか内心思った。
のんびりしたいから、持ち帰り用に詰めて貰って。
腹を括って、いざ試飲。
お店じゃないから、例え吐くほど私の口には合わなくても問題はない。
匂いを嗅いでみて、数秒固まって。未知の味と熱さにビビり散らかして、ちびっと舐めて。
意外と美味しい…。
ちょっと粉っぽいのが気になるけど。粉末茶葉使ってるのかな。マドラー付いてたから混ぜてみても、幾ら混ぜても粉っぽいままだった。
めっちゃ毛嫌いしてたけど。カフェラテとか、ミルクティより飲みやすくて良いかも知れない。
そもそもコーヒー自体があんまり得意ではないんだけどね。カフェインが強過ぎて胃が負ける。
ずっと飲み物といえば、京番茶(ほうじ茶)で育ったから。
それに牛乳を入れるとか有り得ん気持ち悪い🤢って思ってた。
やっぱり何でも試してみないと分かんないね。
って書いてて思い出した。
2年前に、ほうじ茶ラテ飲んでるぞ私?
誕プレに友人がほうじ茶ラテのパックをくれて。恐る恐る飲んだ記憶が。
妹は気に入ったんだけど私はダメで、友人に内緒で妹に残りを貰ってもらったわ…。
物によるのか、それとも2回目で舌が慣れたのか。または、気持ちの問題か。2年前はかなり渋々飲んだけど。今回は自分から買いに行ったくらいやし。
ほうじ茶ラテ、私は好きなんだろうか。それとも嫌いなのか。
結局どっちなんだろう…。
もう冷めたかなぁって調子に乗って飲んだらね、久し振りに舌を火傷した。痛い…🥵
冬の間、駅から職場までの距離を、ほうじ茶ラテを持って通勤したいね。高いから、毎日なんて買えないけど。
ほうじ茶の匂い好きなんだ。
あと、茶工場から漂って来る、香ばしくて甘い匂いも好き。
町中があの匂いで包まれるのは、お茶の町出身の特権だね。癒し効果が絶大。
ただ5月の休日は、ずっと茶畑に縛られるのが苦痛だったけど…。
京都府産の茶葉使用らしいから。同じ出身地だね。どこの町から来た茶葉なんだろう。
和束かな。南山城村かな。宇治田原だったら同郷だね。
茶畑がどんどん潰れて行って、工場とかにされて行ってるのが現実。
お菓子とか抹茶ラテ用の、出来の悪い茶葉は需要が伸びても。
普通に飲む茶葉は、どんどん需要が減って、値段も落ちて。
茶文化の終わりも近いんだろうか。
実家も10年前に辞めちゃったもんね。
木と畑が古くなって、土の入れ替えと、木がまた育つのに莫大なお金と時間がかかる上に、せっかくまたやり直しても需要がないのでは、やって行けないよね。
と言う問題が無かったとしても、私は継がなかったけど。
地元が大嫌いで、実家も大嫌いやから。
茶畑は好きやったし、6月の蛍も好きやけど。
それだけで、あの町に住み続けるには、私のメンタルは壊れ過ぎた。
近所の人達に助けて貰って、こっちも手伝って、やっと回るのが農業と言うもので。
無理無理。
でも茶畑が無くなるのは寂しい。町に良いとこ何にも無いのに。茶畑まで無くしたら、何が残るって言うのさ。
蛍と、日本緑茶発祥の地って肩書きだけになるやん。
四方を山に囲まれた茶畑に吹く風よりも、清いものを私は知らない。
いっそ、工場とか更地にされるくらいなら、DOUTORとかどっかの企業が保護してくれたり、しいひんかな。
緑茶も出してくれへんかな。喫茶店なんやから。お茶飲んでくれたって良いじゃない。
時代に淘汰されるなら。
それも仕方がないことだね…。
自分から町も家族も茶畑も捨てた人間のくせにね。
守って欲しいなんて。どの面下げて言えるんだ