2019年の作品
監督は ジェラルド・ヘレロさん
字幕で見るとスペイン語です。
ある日、結婚間近の女性が殺され、現場には女性警官のカルメンとエヴァが。
エヴァの階級は警部補ですが、カルメンは警部、なのかな??
かなり険悪な雰囲気の二人
カルメンが一方的にエヴァを嫌ってる様子で嫌味をチクチク〜
女性の死因はテトロドトキシン。ふぐの毒。
立ったまま死亡していた様子からカルメンは複雑な事件と断定。
エヴァは婚約していた事から痴情のもつれの線を示唆するもカルメンに一蹴されます。
被害者が着せられていたドレスは本人の物ではなく、友人関係も問題なし。犯人にも心当たりなし。
両親は婚約者の男性に多少の物足りなさを感じていたものの反対する程嫌ってもいなかった様子。
カルメンが婚約者の男性を問い詰めると自宅にいたというアリバイが嘘と判明。
別の女性と食事していた事がわかります。
2ヶ月後に結婚するってのにもう💢
カルメンが彼の携帯機器の使用状況について調べた事で分かった事実ですが、その調査方法についてエヴァからの質問に無言で応える様子から非合法な方法で調べたらしい事が分かります。
カルメンは少し破天荒系の刑事みたいですね。
恋人らしい男性と会っているカルメン。どうやら相手は妻子持ち。エヴァについて聞かれて意外にも褒めるカルメンに甘い一時が訪れるかと思いきや彼に奥さんから電話。後から分かりますがこの男性、本部長。バリバリ上司。
カルメンがバーに行くと誕生日だとはしゃいで酔いまくってるエヴァが。
小さい子供が二人いるらしいエヴァは旦那との約束の時間に遅れてる〜と帰宅。主婦しながら刑事って大変そう。
その後、現れた知り合いらしい男性と一夜を楽しむカルメンですがどうやらこっちが本命君。ジャーナリストですぐいなくなっちゃうそうなので、本部長とはお互いに心の隙間を埋めあってる利害関係が成立したお付き合いなのかな~。
本命彼氏とイチャついてるところに次の殺人事件の連絡が!
次の被害者は69歳の独身男性。
ゴヤの版画を手に入れた直後に盗みに入られた過去があり、ゴヤ作品が登場するオークションで競り合うライバルがいた事が判明。
そして殺人現場から盗まれた物が一つ。
彼の遺体を見つけたメイドがゴヤ駅に二人を導き、そこに並べられたゴヤの作品の一つを示す。
そこには最初の被害者である女性の現場にそっくりな絵もまた並んでいた。
ゴヤの版画集になぞらえた見立て殺人だと気づくカルメン。
しかしその裏にはもっと大きな悪意が存在していた……。
という感じなんですが
まぁなんともずさんでグダグダなポリス達なんざましょ!!
抱かれた男に情報をリークするわ、決められたパトロール時間は守らないわ、警察なのに緩みきっててとにかくかかってきた携帯に出ない!
まあね、警察といえど生活ありますしね、24時間神経尖らせておくなんて無理ですけどもね、うん
そういう意味では適当な警備や連携、裏工作等はこっちの方がリアルなのかな〜と思ったりもしますけど、それでも一言だけ言わせてほしい
「エヴァ!てめぇそれでも刑事か!」
一度ならず二度までも!!
一回は失敗しますよ、人間だもの
でも二回目はさすがに気をつけるでしょーよって思ってしまうのは、これってお国柄の違い??
まぁエヴァだけに非があるわけじゃないのは分かるんだけどもさ
もう少しずつ、もっと皆が気をつけていたなら、防げた事があったのになぁと客観的に見てると思うわけですが、所詮結果論ですし渦中の人たちにそんな事分かるわけもないってのが悲しい😢
カルメンもカルメンで問題行動しまくってるし、本部長も最悪だし、彼氏も最低だし(罪滅ぼししようとするけど、初手が最低すぎる)でも一番刑事してるのは結局カルメンだけなんだよなぁ
全体的にキレはなくアクションが見どころな訳でもなく推理小説のように淡々と事実が積み重なっていくのを見守る感じの仕上がりになっています
といっても、最後のピースは途中で分かっちゃうんですけどね〜💦
でも展開的には結構ビックリしましたし、え?マジ?ってなったのでそれなりに楽しめました。
チラチラ入ってる演出でエヴァと旦那が今後職業で揉めそうだな〜とか今のカット怪しくない?みたいな伏線を張ってるのは丁寧だなぁと。ただ、じゃあ完全にミステリー作品かと問われると私生活シーンが結構密接に捜査に関わってるというか、捜査!私生活!と分かれてなくてメリハリなくダラ〜と地続き。どちらも互いに影響を及ぼしてる感じは多分こちらの方がリアルに近いのかもしれませんが、事件に注視すべきか主人公達の人生に注視すべきかちょっと意識がバラつく感じがしましたね。
私個人としてはせっかく女性二人が主役張ってるのでリゾーリ&アイリスみたいに仲良く事件を解決して欲しかったなぁという思いはありますが、今後エヴァがどんな人生を選んでいくのか、気になるところではあります。
絵画界の闇に抵触する映画作品ってそんなに多くない気がするので、そちらに重点を置いて主人公を刑事じゃなくてコレクターや画廊にしてたら、また違った面白さがあったかもなぁとか、燁姫(佐伯かよの著)が大好きな私は思ったりしました。