皆さま、こんにちは
NCPスタッフのUです


今回のテーマは【人と人との繋がり】についてです



障がいのある人が地域で暮らしていくには、人々に頭で受け入れてもらうだけでは足りません


人と人が繋がっているという前提があってこそ、その輪の中に入る機会が得られ、そこから障がいのある人々を見守る体制が自然と機能していくものだと、高島は考えているのです


人と人とが気のおけない関係を築くには時間を要します
障がいについて理解してもらうのは、なおのことだと思うのです


NCPさ~くると、その納品先としてお世話になっているらーめん屋さん【茂一】さんは、高島が茂一さんのお客さんとして、「らーめんが美味しい」と通い詰めたところから始まりました


通い始めの頃、高島は毎日一年間欠かすことなく茂一さんへ赴き、らーめんを食べながら、らーめんの話ばかりしていたといいます
今でも週一のペースで通っているほどです


その過程で、茂一さんの店内にゴム銃やミサンガを置かせて頂ける機会を頂き、そこからNCPさ~くるの子ども達と茂一さんとの触れ合いが生まれ、現在では新しい取り組みのため、NCPエージェントが茂一さんと共同で準備を進めている段階にあります


この背景には、一定程度の時間をかけて築かれた高島と茂一さんとの信頼関係が存在するのです



ところで高島の印象に残っている文章の一つに、


「存在を見て見ぬフリをされるより、苦手なら苦手だとはっきりと言ってもらうことも大切だ」


という一節があります


内容に関しては賛否両論あると思いますが、ここで高島が言いたいことは、誰かと繋がっていく過程で摩擦が生じたとしても、それは誰もが経験するごくフツウの人間関係に過ぎないということです


人と人とが簡単に繋がるための魔法なんてものはなく、その過程は決して省略できるものではありません


結果はどうあれ当たり前の手順を踏んでいく、ただそれだけのことが非常に重要であると、高島は考えています