これまで18年、多くの子供達と関わってきて、子供の発達や心の相談に必要なサポートをしてきました。

 

発達のこと

心の相談のこと

 

今必要なサポートは、これからも続けて行きますが、これらのノウハウをこれから育てられていく0歳からの幼児親子にフィードバックしていきたいと、土日限定で幼児親子教室を開校することになりました。

 

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こんな風に子育てをしていると、どんな人間になるのか。
これは、一人の青年の実例です。

○○しないと、病気になっちゃうよ。
○○しないと、困るのはあんただよ。
○○しないと、誰にも相手されなくなるよ。
○○すると、嫌われちゃうよ。
○○すると、ご飯たべられなくなるよ。
○○すると、お腹痛くなっちゃうよ。
○○したら、あんたの責任だからね。
○○しないと、山の中にある施設に入れるからね。
○○しないと、どうするの!?お母さんはやらないからね。
○○して、困っても知らないからね。
○○して、怪我しても知らないからね。
○○しても、お母さん知らないからね。
○○するなら、勝手にしなさい!どうなっても知らないからね。

どうして言うことを聞かないの!
言い訳しない!
人のせいにしない!
自分のことは自分でしなさい!
自分で責任とりなさい!

小さい頃は言う通りにせず、何か悪いことが起こらなくても、「どうして言うことを聞かないの?」と責め怒られていた。

いつしか、言われた通りにするのが当たり前だと、そうするしかなくなった。

何をやっても自分の責任になるんだと思うようになった。
誰も頼らなくなった。頼れなくなった。
全ては自分の責任だから。

小学校のとき、苛めにあったときも、誰にも頼らなかった。
どこからか苛めが発覚して大人に知れ、親に伝わったとき、親に言われた。
苛められる側にも責任があるんじゃないの?何もないのに苛められることのんてないからね。
自分で自分の行いを振り返って、反省すべきとろは反省しなさい。

親元を離れて独り暮らしをするようになったとき、風邪引いても病院には行かない。健康診断も行かない。
自分のことは自己責任だから、医者に任せられない。出来る限り自分で解決するものだから。大きい病気になっても、それは自己責任だから、それを自己責任で解決できなければ、受け入れて覚悟をすることに何の抵抗もない。
病気に限らず困ったときに人には、出来る限り頼らないのも同じ。
困った事態になったのは自己責任だから。
散髪にも行かない。自分の髪型を誰かに任せられないから、自分で自分の好きなようにカットする。

でも、そんな自己責任で生きていくのは辛いことだから、他人が困っていることは助けたいと思うようになった。
でも、自分が助けてもらうのは、嬉しくない。
そんな事態になったのは自分の責任だから。他人に迷惑はかけられない。

こうやって、親は子供を生き辛い人間に育てた。

そして、親はいつまでも自分の行いに、否定して文句を言う。
あぁなる、こうなる。
心配してるから。幸せになって欲しいから。
と言う。
自己責任で自己解決するように育てといて、その生き方を否定する親。

子供の頃には、周囲の人には良い息子さんだねと言われ親は鼻が高くなっていた。
大人になって人のためになることをやると、周囲の人に自慢して話していた。

もう、親の言う通りには出来ない。
親の自慢の種にされたくない。
そして、青年は親と絶縁することを選択した。
絶縁されることになったのは、親自身の育て方の責任だから、僕が悪い訳じゃないと思えるようになった。
親と絶縁できたことで、やっと、全てが自己責任になる呪縛から一歩抜け出せた今の青年でした。
 

NCPのやっている「にこりplus」では、子供をロジカルに理解し、子供の心から発達を促します。

 

幼児期の発達検査では、発達障害かどうかを決定付けられない子供たちが多くいます。

症状が当てはまるから発達障害だと決めてしまったら、その子はそのように育つようになってしまいます。

 

なぜ症状が出ているのか・・・その理由は発達障害だからではありません。

一人一人違う特徴があって、それぞれの違う理由があって、発達に遅れが出てきます。

その特徴や理由をしっかり把握して、子供の心理傾向を読み、成長していく心にしていく必要があります。

 

そこに、先天的な変えることが出来ない障害があったとしても、その障害はこうだから。と安易に考えるのではなく、誰にもある心に対してアプローチすることが重要で、それはたとえADHDや自閉症スペクトラムであったとしても、そのハンディに振り回されることのない成長出来る心のクセを付けてあげることが出来ます。

 

ADHDや自閉症スペクトラムという視点も、にこりplusでは子供を成長させるための1つの特徴として捉えます。

基本的な特徴としては、6通りある学習タイプ、2タイプある思考軸、2タイプに分かれる感性、これらを強い個性に変える特徴の有無、4タイプある身体のタイプがあります。この基本的な特徴だけをとってみても、192のタイプに分かれます。

ADHDや自閉症スペクトラムの子であっても、192通りの違うADHDや自閉症スペクトラムの子がいるということです。

 

にこりplusでは、一人一人の特徴を親御さんと共有して、子供に合わせた発達のさせかたのアドバイスをしたり、先生達がお手本となって子供の成長を促していきます。

 

 

よく言葉の成長が遅い子への関わり方のアドバイスとして、特徴を把握せずに間違った手法が伝えられることがあります。

「ゆっくりと、ハッキリ発音して分かりやすく伝えましょう。」「たくさん話しかけましょう。」

この言葉通りに、真面目にやり続けて、どんどん子供の心を壊して成長しにくい体質に変えていってしまうことがあります。

このよく言われるアドバイス通りにやっていいタイプはどのタイプの子なのか?どのタイプの子にはこれは毒になるのか?

それを知らずに手法ありきで関わってはいけません。

 

また、「人見知りや場所見知りが強いので、いろいろ連れて行って経験させましょう。」

これも、やればやるほど成長しないどころか、心を壊してこれまで無かった気になる症状を出させてしまうこともあります。

 

褒めれば伸びるとは限りません。特徴に合わせた褒め方をしなければ、褒めれば褒めるほどやらなくなることもあります。

 

例を挙げだしたらきりがありませんが、子供にやっていい定番の方法などはありません。

親御さんにしっかり特徴を把握してもらい、子供の個性をいかして、心から成長していける子になるための方法を教えています。

 

部屋を分ける壁にアーチ状の通り道があります。
このデザインが、楽しいNCPあいあいを象徴しています。
大工さんの力作です!

壁板は良い板を使ってます。
そのまま木の持つ柔らかさを活かすのは、移転前のNCPあいあいのコンセプトを引き継いでいます。

2017年6月より、「園や学校に馴染めない子供達」への相談や直接支援が始まります。

 

施設名は「スマイルルーム」と言います。

専用HPや専用Facebookを用意しております。

HP:http://www.ncpweb.net/~smile/

Facebook:https://www.facebook.com/smile.room.kasugai/

 

これまで、「春日井っ子のための子供の相談室」や、「子供のことなんでも相談」(全国対象)によって、メールや直接会っての相談を長年にわたり続けてきていました。

 

これらの活動の支援から、施設というハードがあれば良かった…。

そういったケースがいくつかありました。

 

発達障がい系のグレーゾーンの子から、定型発達だけどメンタル系の不安障害や複雑性PTSD、各パーソナリティー障害予備群、小児うつ、こういった子供達に起きている様々な問題に対して、個々の発達プロセスを解析することで、起きている問題の詳細な把握と改善に向けた個別アプローチの仕方を見つけることが出来るようになりました。

 

子供への支援は

・親だからできること

・親しかできないこと

・第3者だからできること

・第3者しかできないこと

があります。

 

親への論理的かつ具体的な相談による間接的な支援から、第3者としてじっくり腰を据えて直接的支援が出来るようになります。

 

ニードケアプロデュースがプロデュースする支援は全てロジカルであり、独自の視点や実績からくる他にない支援です。

スマイルルームも例外ではなく、他では解決できなくてもスマイルルームなら出来るj解決できる支援がそこにはあります。

 

発達障がいへの支援はもとより、具体的な心理形成への支援が行える、子供に対してとことんプロフェッショナル性を追求していく中で生れた「スマイルルーム」にご期待ください。