今日は犬の躾の合間に、
ブレーキパッドの交換をした。
長いことブレーキが嫌な音で鳴いてた。
しかし、いざ交換をしようとすると部品を間違って注文したようだ。
俺の車はタントL350S。
俺が頼んだのはタントカスタムL350S。
経験が正しければ、型式の部分は普通同じにしないと思うけど、これでいいのかと迷いながら買ったらやはり間違っていた。
しょうがないとタイヤを付け直すと、今度はトルクレンチがどうも弱い気がする。
ついこの前のオイル交換ついでのタイヤローテーションの時も、その違和感は感じていた。
どうせ今日の作業も1人でしていたし、一応上司が帰ってくるのを待って、犬の散歩をしながらトルクレンチについて聞いた。
俺『この前話してたトルクレンチがどうもおかしいから買い直さないといけない』
上司『いくら位するの?』
俺『多分、15000円はしないと思う』
上司『…………』
俺はたびたび、この上司に注意することがある。
『あなたはいつも結論を避けて答えてくれない』
いつもそう。
聞いても答えをいつも言うのを避けて、人件費0の俺に決めさせる。
『あなたは自分に自信がないよ』
今日もそうだった。
俺『工具を買いなおせないなら危ないから明日にでもタイヤ屋に行ってきてね。』
ブログにも書いた通り、この前のタイヤローテーションは上司の車と、母の車をそのトルクレンチでローテーションした。
そして今日は俺のタントの前輪。
工具を買わないならナットがちゃんとしまってない可能性のあるホイールで走行を続けるのは危険だから明日にでも3台分工賃を払ってくればいい。
しかし、15分待っても返事をしない。
俺『ねぇ、そろそろ返事を聞かせてくれる?』
上司『じゃあ、買っていい』
俺『ねぇ、何でこんなに答えに時間がかかったのか教えてくれる?』
俺は『危険』と言っているのに出し渋る上司がどんな気持ちなのか聞いてみたかった。
上司『そんなに頻繁に壊れる物なの?』
俺『ホームセンターに売ってた1番安いトルクレンチ3680円のをもう3年以上使ってるよ』
俺『それに知らないと思うけど、工具って消耗品って言われてるんだよ』
上司『滅多に使わないし、まだ綺麗だし』
俺『現場で働いてる者としては頻繁に使ってるけど、、、』
いつも作業は俺1人でやってるから知らないんだろうな。
俺『まだ綺麗って、ちゃんと見たことある?』
俺『それに、滅多に使わないって、家のローテーションスパン分かっていってる?』
うちは、最近でこそオイル交換の7500キロスパンでローテーションをしているが、ついこの前までは5000キロスパンでタイヤローテーションをしていた。
甲斐あって物凄く綺麗にタイヤを使いきった。
これもブログに記録がある。
そして、この家はどれ程車で走り回るだろう。
5000キロなんてあっという間。
それでも腑に落ちない上司の姿に、
ああ…、この人にとっての俺って人件費0の都合のいい駒なんやな。
本当にそう感じた。
2人の少ない給料を少しでも節約して自分達のしたいことをするために慣れない作業をしているのに。
前も書いたと想うけど、俺は生活費を浮かすためにこれをやってる。
今日みたいに、この前みたいに、大きな失敗して落ち込んだり、
1日中あれこれと調べて疲弊することもある。
それなのに…。
今まで一体いくら工賃を浮かしただろう。
多分、100万はゆうに越えてると思う。
それなのに、たった15000円を…。
これからもその15000円の工具で費用をいくら節約出来るかわからずに。
それより、なにより、
ナットがちゃんと閉まってないかもと言ってるのに、
それでも金を払うことを嫌そうに。
この人間にとっての命とは?
この人間にとっての俺とは?
一緒にいて、全然大切に思われてる実感がない。