確かに今までと違う。
きっかけやタイミングは些細な事で、始まると理屈は通用しない。
雨雲みたいなもんで、空にあれば降り続け、去れば日差しが戻る感じ。
お風呂入りたくないとか、オムツ替えたくないとか、「イヤそれ本音じゃないっしょ」という対象が突然、ミヤちゃんの中で「今が嫌チャンス‼️」と認識されるようで、突然に全力で嫌がりだし暴れだし、そこかしこに手足をぶつけて二次災害、みたいな流れである。
これはたぶん、泣き止ませる努力をするのは徒労な気がする。(←出ました楽な方、楽な方)
ミヤちゃんの目的は「大人にスケジュール等、決められるのは嫌」なのであって、「お風呂を入らない」「オムツを替えない」こと、そのものが目的なのではないように感じられる。
なので当方の譲歩としては「スケジュール再考」となる。
結果的に全力イヤイヤが未来に何らかの影響を与えればミヤちゃんは満足するのではないか、という仮定のもと、泣き叫ぶ彼女を前にスケジュールを再考する感じになる。
幸か不幸か、いや不幸にも私は頭の回転が遅いため、スケジュール再考するには時間を要する。
そのためミヤちゃんを待たせることになるが、ミヤちゃんを泣かせたまんま、段取りを再構築していると、幸いにも、私が再スケジュールを考えつく前にミヤちゃんの気が済むのが、現状のイヤイヤである。
つまりミヤちゃんが嫌がっている間、私は「そっか〜、今風呂に入らないとなると、そうだね〜、いつ入るかね〜、明日の朝ってのもアレだし、1時間後ってのもアレだし」
とブツブツ語っているだけの頭の悪さ全開の母親である。
スケジュールへの直接的な影響としては、「平均して15分、後ろ倒し」といったところだ。そんなわけで早寝計画は連日破綻している我が家なのであった。