明日からライブ配信のニーベルングの指環あらすじ | 大山大輔オフィシャルブログ「ネコとオペラと大山大輔 改」Powered by Ameba

明日からライブ配信のニーベルングの指環あらすじ

皆さまお元気ですか?

大山は元気に頑張っております😊



さて、久々にブログ更新致しましたのには、かつて無いビッグニュースをお知らせしたく、そして

これを皮切りに告知がんばる❗️

と思ったに至ったからでございます。




この度、大山大輔出演の

びわ湖ホールオペラ

R.ワーグナー《神々の黄昏》は

下記日程にて、コロナウィルスの影響により無観客上演が決定されたと同時に、

公演の模様が無料ライブストリーミングで世界同時配信されることとなりました❗️

(ドイツ語上演・字幕なし)ではございますが、世界最高峰の制作陣による指環物語の最終章です。

ワーグナー自身が思い描いたであろう世界観に忠実に、完成当時には実現し得なかった表現方法で現代テクノロジーを駆使して実演されます。

この機会に、オペラというものに触れたことのない皆様にも是非、数分でも良いので、お好きなタイミングで、YouTubeにアクセスして頂ければと考えております。


何しろ13時から始まって、終演は19時なのですから❗️


その間、休憩時間はあるとは言え

オーケストラは常に格調高く音で情景(景色も心理も)描写を続け、役者は全ての台詞を歌い、美術は刻一刻とその美しい姿を変えていきます。

指揮者は全身全霊で物語を常に引っ張っていくという(もちろん、物凄い数のスタッフが同時にオペレーションしてはじめて成り立つ)一大スペクタクルなのです‼️



下世話なお話になりますが‥

この度の製作費は16000万円。

チケット代はSS25,000円からC席でも12,000円というお値段ですが、発売日に即日完売したという程の人気作品なのです。

その様な作品が、この機会には、全世界から一律0円で(しかも生中継で)観られるのです!!!!!

またと無いこの機会に、是非オペラを体験してみてください❗️


令和23

7日(土)、8日(日)

各日13:00開始、19:00終了予定


組み違いですので2日観られる方は是非両方ともご覧ください❣️

演じ手によって全く違う面白さがあります。


大山は3月8日の15時過ぎ(第二幕冒頭)に漆黒のアルベリヒという、指環を作った張本人として登場いたします。

乞うご期待‼️


URLはコチラになります

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



38日公演のURLです。

びわ湖ホール プロデュースオペラ

 《神々の黄昏》↓↓↓

3月8日公演へのリンク




37日公演のURLはコチラ↓↓↓

3月7日公演へのリンク



日にちにご注意くださいね‼️



さて、今作品《神々の黄昏》は

びわ湖リング4年間の集大成。

そこで、これまでの公演写真と

これまでのお話を(かなり簡単ではありますが)まとめてみました😊

※お写真は全てびわ湖ホール様のFacebook掲載分から許可を得て使用させて頂いております。


因みに連続上演すると15時間かかるという大作。

ワーグナーは26年もの歳月をかけて作ったとのこと。

その創作熱意と作品に、ただただ圧倒されます。



2017年《ラインの黄金》

漆黒のアルベリヒがラインの川底から黄金を盗み、世界を手にする程の魔力を秘めた"ニーベルングの指環"を作るも、主神ヴォータンがこれを強奪。

ヴォータンは、天上にヴァルハルという神々の為の城を造らせた対価として巨人族に(奪った)指環を与えるのだが、アルベリヒの怨念によって指環には破滅の呪いが掛かっており、巨人族同士で殺し合いが始まる。

かくして、壮絶な指環の奪い合いが始まる。



2018年《ワルキューレ》
主神ヴォータンは、ヴァルハルの繁栄と世界統治の為に、様々な女神との間に8人の娘(戦乙女ワルキューレ達)をもうけ、複雑なルーンの槍の契約により、自らが手を出せなくなった指環を奪還する機会を伺っている。

親の心子知らずか、最愛の娘ワルキューレの一人ブリュンヒルデに計画の反抗にあい、これを罰しつつ彼女に相応しい勇者を選び抜く為の試練として炎の壁を仕掛けて立ち去る主神ヴォータン。

この頃からヴォータンの計画に綻びが出てきている。。

指環はいまだ巨人族ファーフナーの手に。



2019年《ジークフリート 》より

親を知らないジークフリートは醜い小人ミーメ(アルベリヒの弟。当然指環を狙っており、指環を大蛇から奪う為にジークフリートを意のままにしようと画策している)に育てられていたが、自らの出生の秘密を得る為、親の形見の折れた聖剣ノートゥングを自ら鍛え、旅に出る。

アルベリヒは来たる指環争奪を予見してか、人間界のギービヒという貴族の妃に自らの子ハーゲンを産ませた後、ファーフナーが化けた大蛇が指環を守って眠っている"妬みの洞窟"を執念深く見張り続けていた。

この頃ヴォータンは"さすらい人"としてあらゆる事に自らは手を下さず、敵対するアルベリヒにも、その弟ミーメにも、大蛇ファーフナーにも、そして自らの孫にあたるジークフリートにも超俯瞰的助言を与えていたが、ジークフリートの恐れ知らずな力の前に呆気なくルーンの槍を破壊され幕を引くことに。
伝説の剣ノートゥングを鍛え、大蛇ファーフナーを仆して指環を手に入れたジークフリートは、育ての親ミーメも(その醜い腹の内を知るに至り)成敗し、さすらい人の槍をも撃ち破り、強烈な炎を掻い潜り、ブリュンヒルデを得るに至った。




そして、今作《神々の黄昏》では、、


指環を保持しているジークフリートとブリュンヒルデ。ライン川のほとりを統治している人間の貴族ギービヒ家の当主グンター、その妹グートルーネ、そして異父弟ハーゲン(アルベリヒの子)の三兄弟らの思惑が絡み合い、

いよいよ指環の争奪戦はクライマックスへ。。。



さあ、明日3月7日13時からの6時間と

8日13時からの6時間はお時間許す限り‥

ごゆるりとお付き合い下さい❣️❣️❣️