写真は花いっぱいの時庭駅ホーム。
羽前成田駅のレトロな駅名標。
荒砥の車庫から出庫する山形鉄道の気動車。
車体には山形のシンボル花、ベニバナが。
荒砥は最上川沿いの街。荒砥に達するため、わざわざ橋梁をかけ最上川を渡す線形になっていますが、駅前は静かなものでした。
山形市内へ真っ直ぐに行ける道路が整備され、遠回りとなる山形鉄道~赤湯経由より便利になったことも無関係ではないでしょう。
切符は券売機ではなく、手売りの硬券(ボール紙に印刷された切符)でした

もちろん入場券も買います

まだ硬券が残っていた頃、200枚近くの入場券を買い集めたものです。ほとんど散逸させてしまったのが、未だに悔やまれます
(ρ°∩°)
さて、16時00分発の上りはベニバナをあしらったYR885。ちなみにYRは言うまでもなく山形鉄道の略です。
荒砥を出た上り列車は再び最上川を渡り、置賜の田園地帯をのんびり走ります。
途中で鉄骨にコンクリートの板を並べただけの簡素なホームの駅をいくつか見かけます。
今泉~荒砥間20㎞足らずの中にも
南長井、あやめ公園、白兎、四季の郷
と4つもあります。
これは3セク転換後に利便性を高めるため設置された駅。国鉄長井線時代にはなかったものです。
個人的に「後付け駅」と呼んでいますが、こんな駅を発見するのも面白いですね

駅が新設された理由が、駅名にズバリ表されているケース(〇〇高校前、とか)もあれば、現地まで行ってみないと分からないケースもあります。車窓を見ながら、その理由を推測するのもいいですね
o(^-^)o
さて、山形鉄道は米坂線との分岐駅、今泉に至る手前の信号所で米坂線と合流。最上川の支流白川を渡って今泉に達します。
これは白川の橋梁を建設する費用を節約したためだそう。川を渡って分岐させれば、橋は一本で済みますからね。
今泉で米坂線と合流したのち、再び進行方向左手に別れて赤湯を目指します。
途中の宮内は熊野大社の門前町。これは駅名がズバリ街の性格を示しています

16時52分、奥羽線赤湯に到着。山形鉄道完乗しました

つばさ143号に乗り換え山形へ。次は仙山線です。