ふと目が覚めると青森駅の手前でし。時計を見ると4時30分。進行方向左手の折りたたみ椅子に陣取り、車窓をぼおっと眺めます。月がさえさえと空に浮かび、明るく照らしています。防雪林のためか地表付近はほの暗く、現在地がどこなのか見当がつきません。やがて

だだっぴろい青森操車場跡地や奥羽線につながる短絡線を望むと、列車はゆっくりと青森駅へ。4時57分でした。青森では機関車の付け替えが行われますが、あくまで運転停車。客扱いはないため、行き止まりの構造なのに時刻表では通過扱いとなっています。


上野から東北、IGR,、青い森鉄道を駆け抜けてきたEH510はここでお役御免。ここからは青函区間専用機ED79の出番です。

先ほど述べたとおり運転停車ですから、乗降口は開きません。ホームに降り立って付け替えシーンを撮影できませんので、1号車の貫通扉にてパチリカメラ

ちゃんと客車側にもヘッドマークが付いていますねニコニコ


ここから進行方向が替わり、わが2号車は先頭より2番目となります。往復端っこのほうの開放B寝台に乗って気づいたことですが、編成中ほどにある食堂車やロビー、シャワー室といったパブリックスペースに行くためには結構な労力が要ります。各車両ごとに貫通扉がついているため、車両をまたぐごとに重い扉の開閉を強いられるからです。

扉の横にも書いてあるんですよね「車内保温のため、扉をお閉め下さい」とガーン

いまどきの車両はセンサーでするするっと開きますから、いちいち閉めない人も多いのでしょうが。バリアフリーの観点から見れば相当な障壁ですね。


5時05分、青森駅発車。津軽線に入ります。789系などが身体を休めている青森車両センターを抜けるとほの暗い中に雪景色が。空は東の方から白々としてきて、幻想的ですらあります。

ほかのお客さんも少しずつ起きてきました。独特の雰囲気の、寝台列車の朝の始まりです満月晴れ