写真は多度津駅構内に残る、蒸機時代の給水塔。多度津駅舎。
瀬戸大橋線(本四備讃線)からの眺め。
 
 
多度津は四国二大幹線の分岐駅だけあって、鉄道が主要な交通機関だった頃の面影が随所に見られます。
構内はあくまで広く風格があります。給水塔がいいアクセントになっていますね
多度津の構内を見るたび、鹿児島線と長崎線の分岐駅、鳥栖を連想します。広大な貨物ヤードや機関庫こそ失ったものの、鳥栖の構内も鉄道が陸上の王者だった時代の空気をまとっていますから。
 
駅舎はそれに比べ割と小振りで、クラシカルな丸いファサード(正面デザイン)が印象的。
予讃線の駅舎は三角形が多数派でしたが…。
 
ちなみに土讃線では丸型を見かけましたから、土讃線バージョンだったりして
(^_^;)
 
 
さて、普通岡山行きはJR西所属の黄色い113系電車。1日4往復だけの、数少ない普通です。
他は特急か快速マリンライナー。高松~岡山間を一時間足らずで結ぶマリンライナーによって、香川県北部はすっかり岡山都市圏に組み込まれているようです。
 
多度津から時代が30年くらい進んだような、高架線や巨大デルタ線を走り抜け、瀬戸大橋区間へ。
列車が延々と海上を駆け抜けるのを車窓から眺めるのはもう四回目になりますが、ちっとも飽きないですね
トラスが邪魔と言えば邪魔ですが、却って橋の巨大な構造体を間近に感じられ、軽い感動すら覚えます
 
11時32分、児島に到着。
全国的に雪模様との天気予報でしたが、10日の瀬戸内地方は晴天
絶好のウォーキング日和です
 
児島で6キロ強のウォーキングコースと言えば…