写真は三次駅の三江線案内表示。5時台の次は9時台。およそ通勤通学とは無縁なダイヤ(;_;)
三江線担当の弁当箱(キハ120-321)。
江の川に沿って走る三江線の車窓。
三次発5時46分の三江線経由浜田行き422Dは、キハ120の単行。
乗客は4人、みな私含め鉄っぽい男性です。土曜日だからかも知れませんが、こんなダイヤで誰が利用するのでしょうか。
最も鉄道が利用されそうな6時~8時台に設定されていないのは、何とも不思議です。
さすがに下り三次行きは7時35分着の列車が。これが通学列車ですね。
これから向かう粕淵や石見川本あたりで通学時間帯になるので、この422Dはそこまでの回送みたいなものなのでしょう。
次の駅、尾関山はもと交換駅で長大なホーム。鉄道貨物輸送の名残です。
その前後、二度長い橋梁で川を渡ります。築堤多く見晴らしいいですね。三次の街並みが車窓に展開します

三次は馬洗川、西条川が江の川に合流する、川の町。
夏は岐阜同様、鵜飼い観光が行われます。三次駅付近の新市街は薄っぺらな印象でしたが、尾関山辺りは古い町並みが残されているようです。
個人的に古い町並みを俯瞰する車窓は大好きなので、徐行して欲しいくらいでした。
直ぐに谷は狭まり、江の川の縁を縫うように進みます。
尾関山の二つ先の長谷駅は唯一の通過。この駅は秘境駅として有名で、なるほど崖にへばり付くように造られた簡易ホームの周りには人家が見当たりません。
ひたすら江の川に沿って谷底を進む。肥薩線か予土線に似た車窓です。ただ川の色が抹茶色に淀んでいるため、清流と呼ぶには無理がありますね
(-.-;)…つづく