写真は浜大津~上栄町間の路面区間をゆく、京津線800形電車。その内装。
京都と大津を結ぶ京津線は、京都市営地下鉄と直通運転を行っており、三条から地下鉄に乗ります。
乗った電車は六地蔵行きでしたので、御陵(みささぎ)で乗り換え。
小振りなアイボリーとスカイブルーのツートンカラーの京津線電車で、大津を目指します。
新幹線と同じ標準軌なのに車両がコンパクトなのは、この路線が軌道線であることを物語っています

地上に出ると、山科から先は登り勾配。国道一号旧道に沿ってうねうね進みます。
まさしく路面電車の専用軌道部分です。
途中の大谷は山あいの駅。つい十数分前まで地下鉄線を走っていたとは思えないギャップです。
その先のトンネルがサミット、この先は琵琶湖に向かってぐんぐん下ります。
気になって勾配標に注目していたら、40‰だと

神鉄には及びませんが、普通ではありません。
終点浜大津のひとつ手前、上栄町で下車。
ここから浜大津までの区間は、路面を走ります

地下鉄線を走る電車が路面を走るのは、全国でもここだけです

浜大津方面に歩きながら、道路の真ん中を走行する電車をカメラに収めました

急勾配なのでスピードはゆっくり。ケータイカメラでも難なくいけました

JR東海道線の大津駅に立ち寄ったあと、浜大津へ。
今度は大津市民の足、石山坂本線乗車です。