写真は北条鉄道フラワ2000-1。北条町駅で、左がフラワ2000-3、右が2000-1。珍しい木製の田原駅駅名標。
北条鉄道の単行ディーゼルカーは、乗客約20人を乗せて15:10粟生発車。
神鉄より多いのは、加古川線からの乗り換え客があるからです。
周囲は加古川沿いの広い田園地帯。
田原駅には真新しい木造待合室と駅名標が。
次の法華口、播磨下里、長(おさ)と古い木造駅舎がたて続けに現れます。
車内から覗いた限りですが、それぞれにサポーターが付いて清掃や花壇の手入れなど行っているそうです

播磨下里ではホームに石庭まで造られていました
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以前聞いた話しでは、これら駅舎を活用してイベントを開催したり、臨時のカフェを開いたりしたそうです。
駅からの名所案内にも力が入っていました。
思わず一駅づつ降りて見学してゆきたい衝動に駆られます

しかしそんなことをしていたら、ここで日が暮れてしまいます

北条鉄道、天浜線に匹敵する穴場ですね

きっといつか、時間を取って再訪したいです

15:32、終点北条町着。兵庫県の中央部、加西市の中心です。
フラワとは変わった型式名ですが、加西市が花卉栽培の盛んなところから来たもの。
北条鉄道も厳しい経営環境にありますが、おらが鉄道を守ろうとする意識が見て取れました。
北条町までの片道運賃を車内で払いましたが、敢えて北条町で1日乗車券を購入。片道運賃400円はカンパですな
(^。^;)
1日乗車券は珍しいD型硬券でした♪400円は高くない

雨が降ってきました。折り返し15:42発で、粟生に戻ります。
[つづく]