南大嶺10:43発727Dは、立ち客もいる盛況。もっともキハ120の単行ではありますが。
次は美祢線の主要駅、美祢。
ここで20人近く下車、10人程乗客があります。
美祢には後で訪れる予定。
重安は最近まで石灰石の積み出しをしていました。背後には石灰石を採掘するために削られた、異様な姿の山が。
カルスト地形で有名な秋吉台はすぐ東側、この辺りは石灰石の宝庫ですね。
美祢もそうですが、重安は貨物側線がかなりあったもようです。筑豊地区の駅を彷彿させます。
次の於福の隣には道の駅が出来ていて、「おふく温泉」なる施設があります

中国山地のサミットとなる大ヶ峠トンネルを抜け、渋木駅をすぎ長門湯本に到着です。
これまでの駅は大抵列車交換ができるようになっていましたが、湯本は一面一線きりです。というか元は2面2線が、線路が剥がされた形
(ρ_;)
駅舎は風格ある造りで、さすがもと急行停車駅です。1924年建てられたもの。
初老の夫婦も下車、どうやら温泉旅館に向かうようです。
温泉街まで徒歩10分、登り坂もあり決して便利とは言えません。ご夫婦も「いまどき汽車を使う人なんかおらんよ」と言っています。
温泉街のただ中を線路が走っているのですから、駅をそちらに寄せれば利便性が増し、列車利用の温泉客が増やせるのではないかと思うのですが…。
風情ある温泉街を一巡りし、今度は渋木駅に戻ります。
渋木もやはり1924年建設の、古い駅舎。
カメラに収めた後しばし眺めます。
傍らに、明らかにテツの人が。50代くらいか。
話しかけると、やはり美祢線復旧を聞いて横浜から来たとのこと。
しかし無口なのか、あまり話が弾みません。雰囲気に浸られたいのかな!?
駅舎といい、目の前にきれいな小川の流れるロケーションといい、「ザ・田舎駅」ですね、渋木駅。
さて、729Dで終点長門市へと向かいます。
ここで次なるお楽しみが現れました

「みすゞ潮彩」キハ47-7003.7004です
(o^∀^o)