写真は3枚とも佐賀県西部の、伊万里駅です。
どうして同じ駅でこんな面倒なことになっているのか。
ひとつに伊万里駅に接続する松浦線が3セク化され、JR九州に残った筑肥線と経営分離されたからです。3セクになると、駅舎や窓口をJRのものとは別に建て明確に区分することは、特に珍しくありません。因みに一枚目右側が松浦鉄道の駅舎、二枚目の左側がJRの駅舎、三枚目はそれを正面から撮影したもの。
もうお気づきでしょうが、松浦鉄道とJRの駅舎は道路で分断され、「伊万里駅」と書かれた歩道橋で結ばれています。旧伊万里駅構内は、新しく建設された4車線道路に蹂躙されてしまったのです!
もとの伊万里駅は多くを松浦鉄道が継承し、JR駅は一面一線きり。「途中でちょん切られた」感を漂わせています。3セク化後、ここまで見事に駅構内が断ち切られた例も珍しいのではないでしょうか。
筑肥線伊万里駅から山本駅間は、ほんとに淡々とした田舎です。時刻表の幹線表示が信じられない。途中大川野だけに交換設備があり、以前は有人駅でした。車両もキハ125が単行で行き来するだけ、佳景があるわけでもなく、趣味的にも妙味はありません。
絵に描いたようなローカル区間です。マイナー度では、全国屈指ではないでしょうか。地下鉄直通電車が頻繁に行き交う、東側の筑肥線とはえらい違いです
( ̄∀ ̄)


