被災地への燃料輸送についてニュースを見ていたら、日本海-青森経由で盛岡まで鉄道でによる石油製品の輸送ルートが確保されたそうだ。燃料不足に喘ぐ被災地にとっては朗報、大いに活躍してほしい。また、三陸鉄道も部分復旧を果たした。島原鉄道開通が普賢岳噴火災害からの復興のシンボルになったように、これが小さくとも希望の火になればと思う。 そこで、八戸線を早期に復旧し三陸鉄道と接続させれば、被災地にダイレクトに通じる鉄道輸送ルートが確保出来ると思うのだが、どうだろう。既存のローカル線を用いて物資の輸送(とりわけ石油製品)を行うという発想が無いのか、はたまた何か規制でもあるのか。国家的一大事だけにあらゆる方策を考えるべきだと思う。三陸鉄道は比較的内陸部に敷設されていて、1970~80年代にかけての建設なので路盤もいい。ニュース映像をみる限り、損傷も少なそうだ。有力な輸送ルートとして生かす道は無いだろうか。