江川崎駅で延々32分も運転停車した後、今度は四万十川の支流広見川を遡り宇和島を目指す。
この先は大正から昭和にかけて開業した区間なので、屈曲が多く駅間距離も短い。広見川も渓流ではあるが四万十川ほどの美しさ、規模はない。谷の底の田園地帯を縫うように単行気動車はのんびり走る。窪川から立ちっぱなしで少々疲れてきたのでロングシートに腰掛けてしまった。うとうとしてたらいつの間にか女子高生に囲まれていた!もう17時を回っている、下校の学生さんだ。私なんぞには当然目もくれず、ケータイやおしゃべりに夢中。宇和島市内から通っているのだろう。それにしても広見川をだいぶ遡ってきたはずなのに、むしろ谷が広がって いるし登り勾配もない。予土線の終点北宇和島の一つ手前、務田でも広見川水系の長閑な盆地が広がっている。「一体どうなるの?」
短いトンネルを抜け出すと風景が一変。眠気は吹き飛んだ。宇和島つまり海沿いに向け、25~33‰の急な連続下り勾配が待っていたのである。細かいカーブを繰り返し距離を稼ぎながら、フランジ音を響かせてジワジワ降りてゆく。これで務田~北宇和島間の駅間距離が長いわけも、この間の表定速度が極端に遅い訳も解った。高校生達は相変わらず、毎日のことだからどうということもないのだろう。そういえば土讃線土佐久礼~影野間もこんな感じだった。四万十川水系特有の地形。隆起によるものとは予備知識はあったが、実際に車窓で体験するとよくわかる。
列車の終点宇和島駅は頭端式ホームの典型的終着駅。駅前に佇む小さなSLや闘牛の像を眺めて、「宇和海」にて松山に向かう。
この先は大正から昭和にかけて開業した区間なので、屈曲が多く駅間距離も短い。広見川も渓流ではあるが四万十川ほどの美しさ、規模はない。谷の底の田園地帯を縫うように単行気動車はのんびり走る。窪川から立ちっぱなしで少々疲れてきたのでロングシートに腰掛けてしまった。うとうとしてたらいつの間にか女子高生に囲まれていた!もう17時を回っている、下校の学生さんだ。私なんぞには当然目もくれず、ケータイやおしゃべりに夢中。宇和島市内から通っているのだろう。それにしても広見川をだいぶ遡ってきたはずなのに、むしろ谷が広がって いるし登り勾配もない。予土線の終点北宇和島の一つ手前、務田でも広見川水系の長閑な盆地が広がっている。「一体どうなるの?」
短いトンネルを抜け出すと風景が一変。眠気は吹き飛んだ。宇和島つまり海沿いに向け、25~33‰の急な連続下り勾配が待っていたのである。細かいカーブを繰り返し距離を稼ぎながら、フランジ音を響かせてジワジワ降りてゆく。これで務田~北宇和島間の駅間距離が長いわけも、この間の表定速度が極端に遅い訳も解った。高校生達は相変わらず、毎日のことだからどうということもないのだろう。そういえば土讃線土佐久礼~影野間もこんな感じだった。四万十川水系特有の地形。隆起によるものとは予備知識はあったが、実際に車窓で体験するとよくわかる。
列車の終点宇和島駅は頭端式ホームの典型的終着駅。駅前に佇む小さなSLや闘牛の像を眺めて、「宇和海」にて松山に向かう。