次の日早朝高松をたって快速マリンライナーで再び瀬戸大橋を渡る。昨日は真っ暗でよく解らなかった瀬戸の海、朝もやながら車窓に美しく映える。眼下には穏やかな海原、貨物船が悠然と横切ってゆく。時折島をまたいで延々と橋梁が続く。ゴトーンゴトーンゴトーーン……そもそもこんなに長い鉄道橋、世界的に見てもないんじゃないか。個別に見れば東北新幹線北上川橋梁が国内トップだが、連続する「瀬戸大橋」とすれば無二の存在だろう。それより、列車がこれほど長い間海上を駆け抜ける事に、純粋に感動を覚える。
鉄道は「ゆりかもめ」の様に道路の下を通るため、トラスの鉄骨が景色の邪魔という向きもある。しかし見方を変えれば、巨大橋梁の堂々たる構造を、こんなに目の当たりにできる所もない。海上にこんなでかい橋を作り上げるなんて、人間もやるなあ!爽快な瀬戸の風景と相まって、何だかじんわり感動が込み上げてきた。「また渡ってみたい!!」