北へ⑤ ~命をつなぐ~
コテツには 大好きな〝ご当地イチゴチョコレート〟があります
出張先での疲労が少しでも和らげば と
コテツには内緒でキャリーバッグの底に沿うよう
そのチョコを忍ばせておいたんですが
出張に出てから打ち明けるつもりがスッカリ失念
5日目にしてようやく コテツ自ら探り当てたらしく
夜中の1時に歓喜の電話連絡が入りました
なにしろその日は泊まり勤務の徹夜明けで 昼過ぎにホテルに戻り睡眠
夜の早い段階で起きて
近くのスーパーまで夕飯を買いに行く予定だったのが
眠り続けて午前0時
「食べるものがないよぅ」
と しょぼくれた声で電話してきたものの
haru☆の頭はポンコツで 全く以てチョコのことが思い浮かばず
電話を切っていたのです
空腹のコテツは諦め切れず 何かしら出てこないかとバッグを漁り
ついに発見したという
といってもそんな分かりにくい場所に入れてないし
着替えとか出す時にでも気付くようなもんですけど・・・
むしろ一体どうやったら気付かないのか謎
とにかくそれで何とか飢えをしのいだコテツ
もちろん箱の中身は全部食べ切りスッカラカンになったそうな
小分けで食べるとは思ってなかったけど まさか非常時の備蓄食品になろうとは
