北へ⑦ ~聖夜ニ思フ~
イヴ――――― 静まり返った部屋にharu☆独り
しんとした寒さが身に沁みる夜に
コテツがいなくなって改めて実感させられたことがあります
それはズバリ
湯船が汚れない 
我が家の一番風呂は必ずコテツから(『阿修羅がゆく5』 参照)なんですが
その後に入ると
毛髪や泡 挙げ句 ホコリなど様々なものがよく浮かんでいます
小さい頃 コテツ弟くんを以てして
「お兄ちゃんの後のお風呂は汚れてるから入りたくない!」
と言わしめたコテツですが(コテツママ談)
大きくなって更に悪化したのかも知れません?!
加えて コテツだけが入った風呂が
翌日には濁り 悪い臭気を放っていることもしばしば
まぁそれに関しては
一般的にみて〝ヒトが入れば菌が繁殖するから当然〟なんですが
にしても
haru☆だけが入った風呂とこんなに差が出るとは思いませんでした
正直な話 haru☆のは3日目でも透明感がほぼ変わらないし
臭気もほぼないのです ※自分のだから気付きにくい、という点を差し引いても
その前に 汚れなければ3日も使い回すんかぃって話は置いといて...
なんてことをいうとコテツがいかにも不潔っぽい気がしますが
ここでフォローも含め 一つの仮定を立ててみました
・コテツは外で汗水垂らして仕事をする
・haru☆は大した外出もせず 部屋で優雅に茶をすする
・この街は常にホコリっぽく 空気も淀み よく悪臭が漂う
以上のことから
コテツの汚れは〝よく働いた証〟なんじゃないか? という説
即ち 風呂に浮かぶホコリは〝埃〟じゃなくて〝誇り〟なんだ!
という結論
いや あくまで仮説ですがね それでいいじゃない 怪猫だもの
