昨日は学校の担任の先生と個人面談がありました。

 

その前日に、長男にそのことを伝えると、

なぜかみるみる顔色がどよ~んとなり、

「え・・・あした先生と話すの・・・?驚き

と、急に態度がおかしくなる長男。

 

 

私:何?なんかあった?

長男:いや・・・?うーん・・・なんかあったっていうか・・・え~っと・・・

私:何よ?何か言いたい事あるなら聞くけど?

長男:いや・・・えーー?うーん・・・

 

↑とまぁずっとこんな調子。

 

その後オンライン家庭教師の時間だったのですが、

その間もなんだか元気がなく、授業も集中できていない様子。

 

これはなんかあったな

 

家庭教師の時間が終わった後、改めて聞くと、

 

長男:あのさ、俺、実は、1学期の時に、ちょっとね、やらかしちゃったのよ。

私:え?やらかしたって何を?(いやあなた、いつもやらかしてるじゃん)

長男:それは聞かないでほしい真顔

私:は?

長男:だからさ、その話を、先生からされるかもしれないけど、

もし先生がその話をしなかったら、ママからは聞かないで。

私:何よ?なにしたっていうのよ?

長男:だからそれは聞かないでほしいんだってば!

 

つまり、1学期の時、長男は何かをやらかして先生に怒られたと。

その話を先生がいうかもしれないから、もし言われたらショックを受けないでほしいと。

ただ、もし先生がその話をしなければ、ママからその話を先生に聞かないでほしいと。

 

私:↑そういうことですか?

長男:そういうこと。

 

私:・・・まぁ、その時何をしたかはしらないけど、キミは先生に怒られて、ちゃんと反省しているのね?

長男:めっちゃ反省している!もう二度とこんなことはしない!!

私:・・・まぁ、もしものすごく大変なことをしでかしたんだったら、その時に先生からお電話もらうと思うし、それがないってことは先生も君がちゃんと理解して反省しているって思っていると思うから、それならもうその話は終わりでいいんじゃない?

ママも、先生に聞かないって約束するよ。

長男:ホント?よかった~~照れ あの時のおれ、ちょっと調子乗っちゃったんだよね。もう二度とあんな馬鹿なことはしないよ。

 

私:ふ~ん・・・(気になる)。まぁ、誰にでもやっちゃったってことはあると思うし。

むしろ、それを先生に指摘してもらって、ちゃんと反省できたんだからよかったんじゃない?

 

とまぁ、そんなことが前日の夜ありました(笑)

 

で、昨日の個人面談。

 

先生からは最近の様子とか色々教えてもらいましたが、

おおむねいい話ばかりでしたお願い

 

まずは、長男のほうから、以前受けていた取り出し授業を再開したいと言ってきたこと。

長男の学校では勉強が遅れがちな子を対象に、個別または少人数の取り出し授業を受けさせてくれることになっていて、

長男も小5くらいまで受けていたのですが、小5の時に「やめたい」と言ってきたのでやめていました。

その時の話はこちら

 

小5の時はそういう「特別扱い」みたいなものが嫌で、「みんなと同じ」ことにこだわっていた長男ですが、自分からそれが必要だと感じて「受けたい」と言ってきたことに、私もびっくりしました。

 

しかし、最近、「字をきれいに書けるようになりたい」と私に言うようになってきたこともあり(それについてはまた今度書こうと思います)、どうやら以前は出来るだけ避けていたことでも、自分にとって必要なこと、メリットがあると感じた事ならば、それを受け入れられるようになってきている、のではないかと。

 

長男なりに、「このままではいけない」「変わりたい」という気持ちが芽生えてきているのではないかと思うと、とてもいい兆候だと思いますニコニコ

 

おそらくその背景には、中学受験があるのではないかと、先生もおっしゃっていました。

 

自分が行きたい学校があって、試験に合格するには何が必要か。

学校での勉強にもきちんと意味があって、成長するために必要なことだ、という事を実感するようになった。

 

それだけでも中学受験を選択したことは、決して間違っていなかったと思えます。

(もちろん、良い結果に終わってほしいと切に願いますが)

 

また、授業中に指名されて教科書を音読することも、最近では普通にできるようになったと。

 

社会の先生も、長男の緘黙時代のことを知っている先生だったので、はじめは「長男君、読んでみる?」と声をかけ、長男が「できない」という時は無理をさせなかったのですが、その先生も最近は指名されてもちゃんと音読をする長男の姿に胸を打たれたとおっしゃっていました、と教えてもらいました✨

 

さらに、昨日の全校朝礼の際に、代表の挨拶までしたそうです目

 

すごい!!!

本当に・・・学校で一言もしゃべらなかった頃があったなんて、今では信じられないです。

 

 

で、お勉強に関して。

実は、受験勉強のほうがいっぱいいっぱいで、学校の宿題はかなり遅れ気味です💦

私も正直にいうと、学校の宿題は優先順位が低いと思っていて、全然口出していない状態です。

 

しかし先生の手前、「すみません、学校の宿題溜まりがちですよね💦」とお伝えすると、先生は、

「ああ、それはもう、今は受験勉強の方が優先でいいと思いますよ!」と快く言ってくださいました✨

 

先生曰く、

「長男君は、学校の宿題も少しづつはやって出しているので、”やろうとしている”気持ちはあることはわかりますし、学校の宿題も受験勉強も、完璧にやろうとして潰れちゃうよりは、今は受験勉強しっかりやって、余裕があるときに少しづつ学校の宿題もやってくれれば、十分だと思います👍」

とのことで。

 

ものすごく理解のある先生で・・・ありがたいですおねがい

 

 

そんな感じで、始終和やかな雰囲気で面談は終わりました。

 

 

最後に、前日に長男が気にしていた件について、先生にお伝えしました。

(何があったかは長男と約束して聞かないことにしたので、お話しなくて結構ですが、長男が気にしていたという事だけお伝えしたくて)

 

すると先生、「え・・・?何のことだろう???」と、

全く覚えていませんでした(笑)

 

おそらく大したことじゃなかったんだろーな、と私も安心しましたが、

きっと長男にとっては、とっても心に残った出来事だったんでしょうね。

 

先生も、

「覚えてなくて申し訳ないですが、そこまで長男君の心に刺さって、長男君がもうしないって思ってくれたんだったら、私も指導してよかったと思います(笑)」とおっしゃってました。

 

確かに。

 

やってしまったことが何かはわからないけど、きっと長男にとってものすごく「悪いこと」と、今は反省している。

それがわかっただけで十分です。

 

今まであまり学校の先生に怒られるという経験がない(本当に・・・よい先生たちに恵まれすぎて)ので、きっと怒られたことがショックだったのかな。

 

でも、大事な経験だったと思います。