村山由佳の、ダブル・ファンタジー がすごい。
まだ途中だけど、
女という生き物を、
べったり貼り付けたような小説だ。
女なら少なからず、
この小説の主人公はわたしだ。
と、
思うことだろう。
仕事中に読むにはいささかスリリングな官能小説。
男なんてセックスのときにしか役に立たないって、
ビョークもいつか言ってたけど、
それは核心をついている。
女の人は本当は、
心のどこかで男をばかにしてる。
優しいから態度には出さないだけだよ。
男がもし滅びたら、
さみしいわねって言いながら、
女はみんな笑って暮らすだろう。
整然とした思いやりと秩序とコミュニケーションの中で。
男性器を模したキーホルダーを
ちゃらちゃらいわせたりしながら。
でもわたしはやっぱり、
男の人が可愛い。
馬鹿でも鬱陶しくても、
男の人と関わって生きているのが楽しいと思うのだ。