![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
ガレットちゃん
昨年の2月、猫じゃらしの里親様より連絡が入りました。
里親様が実家のお母さんと散歩中に、よく慣れた猫が擦り寄ってきたとの事です。里親様はすぐに病院へ連れて行ってくださり、保護依頼です。ご支援金をいただき、猫じゃらしで保護する事になりました。
《当時のラインより》
名前はガレットとしました。
男の子で去勢はしてなく、マイクロチップも入ってませんでした。
痩せすぎだったので(2.6キロ)一応1通りの血液検査もしてもらったんですが今のところは脱水以外問題ないみたいです。
猫エイズ、白血病共に今のところは陰性でした。
体温36.8度の低体温でした。
3歳〜5歳
ご飯はad缶食べてくれました。
歯ぐきが下がってるので5歳は過ぎてるかなぁと思います。
ケージもトイレも買ってきてくださってありがたいです。
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保護翌日も、猫じゃらしの方で病院へ連れて行きました。
《通院記録》
ガレット 2.35kg 平熱 点滴、下痢止め注射
ウエットを少し食べるがあまり食欲なし、下痢なので診てもらいました。
元気はありケージから出したらついてきて可愛いです。
保護生活の何が大変かというと、やはり、通院ですね💦
毎日毎日、どの猫かが通院です。(猫じゃらしでは通院介助のボランティアも募集しております^_^)
猫じゃらしでは、保護したての猫と、子猫と、腎臓病や高齢の猫に、ウイルスキャリア猫を抱えているのですから、毎日通院は仕方ない‼️覚悟の上で預かりボランティアは頑張ってます💪
ガレット保護後も、例に漏れず、下痢続きで体重は減り、通院続きでした。
保護から1週間後に、嘔吐で
草のようなものを出しました。大急ぎで病院を受診
《通院記録より》
ガレット 2.45kg
嘔吐(草のようなもの、フード)下痢
元気食欲なし
ダニが3匹ついてました
フィプロスポット
便検査 異常無し
点滴 下痢止め注射
レントゲン 胃の中に草のようなものが見える
エコー 肝臓が通常より大きい
血液検査 肝臓の数値が少し高い
はっきりとした原因がわからない。また明日も食欲なければ受診して点滴処置予定。
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まあ、こんなふうに病院通いは続きますが、保護って、一言では語れないほど大変なのですが、この頃は、猫じゃらしのメンバーで協力しながら交代で連れて行きました。
だからこそ、元気になってきて安心😮💨できる頃は、みんなの子供って気持ちで、喜び合えるのです。
保護しようと思った方、猫じゃらしスタッフ、病院のスタッフさんたち、みんなで一つの命を救うという感動です。
↑食欲がなくて心配だったころ。三つ星グルメを20g食べたと、喜びあった懐かしい一枚😭
健康を回復したなあと感じたのは体重増加です。最初のころ2ヶ月ぐらいは下痢(水様便の日もあった)2.3kgとガリガリに痩せてましたが、4月ぐらいからは安定してきて、トライアルお申し込みをいただいた9月ごろは4.7kgと本来あるべき健康な体重になりました。
体重増加を健康の目安として8月には去勢手術も無事にやり終えてました。
健康になった感動の締めくくりは、『猫じゃらし卒業』です㊗️
保護から半年経った頃でした。
ホームページのガレットに惚れ込んで下さった方があり、9月にお見合いでした。それは、猫じゃらしから杏仁ちゃんを家族として迎えてくださった里親様でした♡
この頃、ガレットは皮膚が弱くて、毛が抜ける症状があり、お薬を塗ったところを舐めないように服を着せました。
上記は服を着たままトライアルに行った画像です。
先住猫・杏仁ちゃん(猫じゃらしからの譲渡)と、トライアル初日からすぐに仲良くなり、遊ぶそぶりだったとのこと♪
10/1 ガレット正式譲渡となりました。
イタズラしたり走り回って遊んでるそうです😊
杏仁と膝の争奪戦をしてるみたいです。
なんと、可愛い😍姿でしょう❣️
仲良しの友達猫もできて、優しい方に家族の一員として迎えられて…
良かったねガレットくん。もし、放浪してる時に、誰も保護の手を差し伸べなかったら…
どうなってたのでしょう?保護後の医療記録を見ればわかる通り、空腹で草を食べて、栄養を摂取できずに、下痢で体力を奪われて、命を落としていたと思います。
里親様、不幸な最期になるところだったガレットの命のバトンを受け止めてくださりありがとうございました。
末長くガレットのこと、また先住猫の杏仁ちゃんのこと、よろしくお願いします🙇♀️
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大人の猫は譲渡が厳しい😥だから、保護することを躊躇う人も多いと思います。
でも、人によくなれていたって事は、捨てられたか、未去勢(適正な飼い方でない!)で放浪してしまったかだと考えられます。
元飼い猫は、狩をする能力はありません。餌をもらって生きてきたから、生きる術を、野良の母猫から教えられたって事もない!
だから、私たちもできる限り保護はしてあげたい!でも、資金と人手と場所がない!いつもこのジレンマです。そこをご理解くださる方からの、保護依頼でしたので、どうにか対応させていただき、最後はハッピーエンドとなりました
今後も、保護依頼はお受けできない状況下ではあります。保護の丸投げはお受け致しませんが、不幸な猫のためにアナタにもできることがあると思いますので、ご相談には応じていこうと考えてます。
今後も、猫じゃらしの応援・ご支援をよろしくお願いします🙇♀️
猫じゃらしホームページ
次回の譲渡会
2024年1月7日(日)午後2〜4時。
倉吉福祉センターで!