クッキー・ブルボン
去年保護した子達、結構スイーツ的なお名前多かった
クッキー🍪とブルボン。
この子たちも、続々と保護依頼が来て、可愛いお名前をつけて、早く里親さんが決まらないかなあ…♡と、待ってました。
保護してから1年になるかならないか…なかなか決まらずだけとのんびり構えておりました。
どーにもこーにも、“里親さんが決まる”って“ご縁次第”焦っても、もがいても、どーにもならないから
ただ、待つのみ❗️
5/7の譲渡会にご家族で来てくださった方があり、クッキーとブルボンのトライアルのお申し込みをいただきました。
《クッキー保護物語》
昨年の初夏のこと。
果樹園で5匹の子猫が捨てられて、何日か経つにつれて、5匹が3匹になり、作業小屋に来なくなったと。かわいそうだから、引き取ってもらえないか?とのご相談がありました。
とりあえずTNRして、入院期間中に、リターンするのかどうか、行き先を決めようということになりました。
果樹園で生き残っていたのはこの3匹。
ガラム↓
マサラ↓
バロンくんと名付けておられた猫↓
1匹は相談者の娘さんが引き取って完全室内飼いすると約束してくださったので、猫じゃらしはガラムとマサラだけ引き取り、1匹はその方に託しました。娘さんはバロンくんと名付けて可愛がられていたようです。
ところが、数日後、バロンくんは、マーキングするからと外に出されて、家の周りをウロウロしながら外飼いにされてしまったのでした
しばらくして、その家の方より、外に子猫が来ている。外猫バロンの餌を食べてしまうし、まだ小さいから保護して欲しいと
えーっと思いつつ、私たちとの約束を違えた相手ではありますが、子猫に罪はないからと、一応見に行きました。
家の前は、車の往来の多い道路です。
こんなところに置いておけない!と、捕獲器を仕掛けて、子猫ちゃんを保護して帰りました。それがクッキーちゃんです🍪
ガラムマサラの兄弟バロンについても、引き取りましょうか?と話を持ちかけましたが、外で飼っていても、可愛いは可愛いのでしょう。家族で検討すると書いてありましたが、それっきりお返事はありません。
ガラムとマサラの兄弟バロンは、交通事故に遭ってないだろうか?幸せに暮らしているのだろうか?果樹園猫の相談の時、3匹まとめて、猫じゃらしに引き取ればよかった…などと、その家の前を通るたびスピードを緩めて見ますが、外に猫の姿は見たことがありません…
あっ、すみません、クッキー🍪ちゃんの話でしたね。元に戻します。
クッキーは外に出されて寂しいバロンに寄り添っていたのだと思います。
だって、果樹園で兄弟3匹で生き延びて来て、やっと家に入れてもらえたと思ったら、外に出しているとは…バロンは兄弟とも離れ離れになり…寂しすぎるでしょう…
1匹でも助けなきゃ!とクッキーを連れて帰りました。
↓保護した日のクッキー。白いソックスがキュート🩷
↓パウチをよく食べて元気元気!
↓だんだん慣れて落ち着いた頃。
↓黒猫アイリスちゃん(避妊済み)のオッパイを吸うクッキーちゃん。甘えん坊だね。
↓だんだん大きくなり、他の猫とも仲良し♪(手前クッキー、後ろカブ)
↓堂々たるオス猫になって来ました
↓きれいなお目目
↓譲渡会チラシ用のポーズ
オス猫だから、結構体格良くなりました。
大きくなっても猫は猫❣️可愛い生き物です(=^x^=)
お外をウロウロしていた小さなクッキーくん、あの時保護の手を差し伸べてよかったです。
交通事故。それは、猫の死亡原因第1位!
外に出さない!愛猫を守るにはそれしかありません。
《ブルボン保護物語》
猫がウロウロしているなあ…そう気づいたのは3年前。
しかし場所は琴浦町。猫じゃらしで野良猫不妊去勢の助成金申請はできないから、目を瞑って放っておこう…
月日は過ぎ、昨年の初夏。
その家の方より電話があり、猫がたくさんいるから保護してもらえないか?
はあっ?保護できませんよ!コッチだっていっぱいですから。
琴浦町の、野良猫の不妊去勢手術の助成金の話をして、区長さんのハンコも必要(令和5年度より撤廃)だと説明をしました。
後日、猫じゃらしのメンバーとか見に行くと、ほんとにたくさんの猫。餌やりおじさんによく馴れてるのもあるし、馴れてないのもいる。
家の中にも猫がいっぱい(10匹以内だから、まだ地獄にはなってない💦)でも、子猫を産んで数日のメス猫もいる。
家の中のは離乳期になったら、必ず手術しましょうね!と約束し、外の猫も、全部不妊去勢手術しましょうねと約束ができました。
数日後、外にいる子猫たち5匹の医療費やお世話代を負担するから、里親探しをしてあげてと、ご近所の方より依頼あり。
うわぁどうしょう⁉️と思ったけど、シャム系入ってる子もあるし、チャ白系も明るい色味が可愛い😍から、なんとか行けるかも…。
そして、捕獲器に次々と入りまして…
↓もう1匹捕まったら”リエール“って名前を用意してたけど、もう現れませんでした😥どうなっかな?かわいそうに😢
↑捕獲器で保護できた兄弟子猫たち。
この中で、茶白のブルボンちゃんが、クッキーと共に、正式譲渡になったのです。
↓トライアル中の様子
もう、すっかりくつろいで過ごすようになりました。
ブルボン→ちゃちゃ丸
クッキー→とと丸
と素敵な名前をだけてもらい、楽しく過ごしているそうです♪
ルマンド
ブルボンと同時に保護された猫ルマンドちゃん
シャム系混ざってて、個性的な模様❤️
この子独自の模様❣️
本当可愛いですね。
↓預かり宅で、あおばちゃんという猫に、甘えてました。
ルマンドちゃんは、リンちゃんという名前になりました。先住猫のサンちゃんは“保護猫本舗”さんからの譲渡猫。この子もまた個性的で素敵💓
あー仲良しで可愛い😍
リンちゃん(ルマンド)は、おねだりした鳴いたり、甘えて来たりでとっても可愛いそうです。
さんちゃんとも相性良くて、本当に幸せそうですね。
里親様、リンちゃんを末長くよろしくお願いします
保護していてもキリがない!
こうやって、書いてて思うのですが、保護のタイミングとか、状況によって、猫ちゃんの運命が大きく違っていくんですよね。
保護できてるのは、ほんの一握り。
適正飼養されて、安全で、幸せに生きることができてるのはほんの一握りの猫だけ。
野良猫として生まれてきて、過酷で劣悪な環境で生き延びるのも一握り…。多くは交通事故や感染症(猫風邪や寄生虫🪱)で死んでいくのです。
野良猫がせめて、“地域猫”として、地域の方に理解されるように、人間(個人でもグループでも、ボランティア)が繁殖のコントロール(不妊去勢)してあげて欲しい。
住み慣れた場所で、優しい餌やりさんに餌を十分にもらって一代限りの命をまっとうできるようにして欲しい。その理解を得るために、給餌のルールとトイレ設置を頑張ってほしい。
だって全ての猫を助けれるわけないのですから。
相談相談って、その前に、どの地域でも、「地域猫対策」をちゃんとやって欲しいのです。
果樹園に子猫を捨てないように、その前にどこかで生まれることを阻止して欲しかった。
外の猫の餌を食べにいく子猫(クッキー)がどこから来たのか?
誰か捨てたのか?
どこかで生まれた野良の子猫なのか?
誰にもわからないけれど…
助けれたのは、その猫の“運”の良さ、タイミング、電話して来られた勇気、こちらの空き具合(今は空いてません)。
地道な活動であり、保護してからの保護期間が長いけれど、里親さんが決まり、本当に嬉しいです
まだまだ、猫じゃらしにはたくさんの保護猫が居ますので、里親になること、考えてみられませんか?
よろしくお願いします。
この活動を、継続していくためには、資金が必要です。引き続き、ご支援金の方、どうぞ、よろしくお願いします。
ご支援金の振込先や、ご支援物質(フード・猫砂・シート・外の猫たちのフード)の宛先は、ホームページをご覧ください。