ここ9日間、猫じゃらしTwitterを見てくださってる方は、ご存知だと思いますが、犬の保護に頑張りました。
「これじゃあ、“猫じゃらし”じゃなくて“犬じゃらし”だね。」と、毎日犬を探し回ってる私に、夫が言ってました。
#コロちゃん #放浪犬を保護したよ#放浪犬確保
— 猫じゃらし2017 (@nekojarasi17) 2023年3月24日
先ほどコロちゃんに道ですれ違い。窓を開けて「コロちゃん。」と呼んだら、車についてくる♪餌場で待ちきれず吠える。餌皿を持ったままで食べた💡即、車にあった首輪とリードを持ち、スッと取り付けた。急に従順な犬に変貌♡飼い犬だったのね😭 pic.twitter.com/8TuPoFtMzS
猫じゃらしの前身が『動物愛護会』という名前で、時々、先輩方はそのグループ名を名乗って、活動して来られました(個人ボランティアなので、個人の名前での活動が主でした)。
犬を保護して訓練して(必要に応じて犬の訓練機関に託されてました)、譲渡するという活動だったそうです。(お金かかってますよー💸みんな自腹です😰)
『猫じゃらし』と名前をつける時、犬部門は考えただけで無理でした。
保護犬の保護は、吠え声やドッグランのこともあり、物理的に無理‼️とても手が出ない領域として、猫に専念することにしたのです。でも、『動物愛護グループ』である事は続けると、先輩はおっしゃってました。その精神が根幹にあるのが『猫じゃらし』です。
1日目
放浪犬?迷子犬?迷い犬?
犬が1匹ウロウロしてる。と、連絡を受けたのは8日前の夜でした。
近所の猫友からの連絡でした。
すぐさま、現場へ行くと、体重は目測で10kg前後のワンちゃんが走って行きました。
去年の3月まで犬を飼っており、老衰の最期を看取ったので、我が愛犬15kg(亡くなる頃は9kg)の体格の2/3だろうとわかったのです。
↓在りし日のラッキーくん、15kg。
放浪しているワンコは、「おいで」と私が言っても、恐れているのか?走って逃げて行きました。
連絡をくれた私の猫友の息子さん(20歳ぐらい)は、交通事故に遭わないか心配でしばらくワンちゃんを追って様子を見てくれました。
私は、夜だけど、町内の色褪せた茶色の犬を飼っているお宅2軒をまわり、犬が逃げていませんか?と確認しに伺いました。夜分にすみませんでした😅
保健所にも連絡して、担当の方から電話が入り、翌日からはパトロールしてくださるとのことでした。
目撃2日目
翌日は朝から、近所の犬友に連絡。(この方は猫じゃらしからの保護猫ちゃんの里親さんでもあります♡)
色褪せた茶色の柴犬風の犬だと伝えて、見かけたら連絡をくださいと。
早速、その日の夕方、犬友が犬の散歩中に、目の前に、犬が姿を現しました。
この写真も撮ってくださり。
首輪がない事など確認。
犬が来てくれそうな場所に猫の餌(パウチ)をお皿に入れて置いて帰った。
近所の高齢者施設の職員さんにも、犬の目撃情報を聞いたら、2週間ぐらい前からウロウロしているとのこと。
食べるものもなく、空腹だろうなあ。飼い犬が放浪すると衰弱と脱水で亡くなることが多いと聞いていたから心配だ😭
目撃3日目
犬友が目撃した場所付近を歩いてパトロールしていたら、おおっ、ワンコ発見👀
用意していた猫用フード(パウチとドライ)をお皿に入れて、近くに置いてみた。(←また猫用かい😅)
人間の姿を見ると、逃げようとするので、画像の場所を安心できる場所にしてあげるよう、こちらからは近づかないで遠くから観察。
4日目
前日の餌皿を見に行ったら、全く食いついてない
猫用(マグロとか)はやっぱダメ⁉️
ビーフとかチキンかな?ワンコは
それでも、めげずに、夕方に前日と同じ場所に行くと、またワンコが出たきた。
放浪犬を捕獲する方法をネットで検索したら、名前をつけて呼んであげると、自分のことだと思うようになるとあったから、「コロちゃん。」と呼んでみた。←もうちょっとイマ風なセンスの良い名前は頭に浮かばないのかい⁉️
こちらに気づいて逃げようとしたが、「コロちゃんコロちゃん、おいで。おいで。」と言いながら、キャットフードのパウチの匂いの高いものを入れたお皿を置いて、その場から離れた。(結局また猫用かい😅)
すると、高台から降りて来て食べてくれた。車に乗せていたフードを全部(たったのパウチ3袋)をお皿に入れてあげた。
これで、餌をもらえる場所、餌をくれる人間を覚えてくれたと確信。
5日目
朝行ってみたが姿はない。朝は餌場には現れないようだ。
保健所へ、餌付けして留まらせるようにしている旨伝えた。
餌を目の前で食べること。私との距離10mであることも報告。「これは見込みあります!」と、担当者さん^_^
夕方、また餌場に来ている。なんだか、弱って来たのか、元気なく丸まっている
あまり急にたくさん食べると良くないだろうし…
こちらを向いてくれたから、餌を入れた皿を置くと、また食べてくれた😭(まだしつこくキャットフード💦)
元気で動ける。それだけで感動だ‼️
6日目
この日は、朝現地へ行っても現れないだろうと思い、ついつい午前中はWBCを見て熱狂して感動✨に酔いしれた♪
夕方は、また来てくれるだろうと、餌(この日からドッグフード✨)を持って行くとどこからか、走ってやって来た。
犬の行動範囲は、猫と比べ物ならないぐらい広いから、犬の捕獲は実に難儀な事だと悟った
走って来てくれたけど、なかなか朝の定位置には来てくれない。
「コロちゃん、おいで。コロちゃんや。」となん度も名前を呼んで餌皿を置くと、警戒しながら食べてくれた、距離は10m。縮まらない💦
7日目
朝、サボっちゃいけないなぁと、餌場へ、私が餌場の西側から、歩いて行くと、天気の良い朝で、犬が輝いて見えました✨✨
さらに東側から、犬友が、私と犬を撮ってくれてました。これがその画像↓
ご覧のとおり、完璧に、コロちゃんは、私を待っています。
餌をくれるオバサンを待ってくれてたのです。嬉しくて感動🥹
たくさん餌をあげますよ〜🍚
ちゃんとドッグフードだよ〜。ビーフだよ〜。マグロとかじゃないよ〜(長い事、あるものでどうにかしようとしてた、悪かった、ゴメン😅)
食べたら逃げるのね〜
オバチャンを信じて〜😭
おかわりのフードを入れると、近くにいて餌皿に近寄ってくれた。
体重10kgなら、パウチは10袋ぐらい食べるんだとか…😰
餌付けがしばらく続くとなると、財布が持たないなあと、Twitterでフードのご支援をお願いしたら、ご支援が届きました😭(どんだけ猫の保護で財布が危機なのか…)
本当にありがとうございました😭
この日の夕方、またまた、餌を食べてくれて、その距離5mぐらいに縮まったかな⁉️
8日目
朝行ったら、居なかった。お天気悪くて、今にも雨が降りそうな朝。
でも、夕方は確実だと確信していた。
来た来た✨「コロちゃん、コロちゃん。」
ええっ、吠えてる⁉️応えてるの?
初めて聞く吠え声。
今までは、人に存在を知られないように、枯れ草に同化して丸まっているか、または静かに走り回っていたのに…
そうか、私に存在をアピールして、「来たよ。餌ちょうだい。」なのか⁉️
距離としては2mぐらいまでやって来た。
この「ワンワン」吠え声は、餌皿を置いて、少し離れてくれ。と言ってるようだ😅
なんだ、犬の言いなりにならなきゃならないの?
犬缶も買ったから、少し多くしたのよ
9日目
今朝から雨で、犬も姿を現さない仕方ないから、朝は帰るとしよう。
夕方は確実だと、なぜか確信があった🤭
夕方は5時にと思っていたが少し遅れてしまった。約束の時間に少し遅れたけど、ゆっくり車を走らせていたら、コロちゃんが向こうから走って来た。
窓を開けて「コロちゃん」と何度か呼ぶと、気づいて、車の後ろから走ってついて来た。
餌場に車を停めると、コロちゃんはまた吠え始めた。
今日のワンワンは「お腹すいたよ。早く早く。」だ。
餌皿にフードを開けて、手に持って「おいで」と言ったら、なんと、近づいてきて、手に持ったまま食べてくれた。
これは、犬を躾けるときに、餌皿を持ったままあげるようにして、「あなたのフードを誰も取らないよ。安心してお食べ。」という初期の躾なのだ。
この躾がしてないと、「ウー」と唸ったりして、飼い主の手を噛んだりしてくるのだ。餌を食べている途中でも、飼い主を信じて餌を取る人ではないと躾けなければならないのだ。
コロちゃんはこの躾ができているようだ。飼い犬だったことがわかり、私も安心。
最後は私の手まで舐めて、ペロペロと甘えてくる。
もう、信頼関係は確立された!
そう確信して車に戻り、首輪(亡き愛犬の形見)とリードを持って、ドキドキしながら、コロちゃんに近づいたが全く逃げない。
餌皿と、未開封のパウチをそばに置き、首輪をはめたら、うまくいった🤞
おっと首輪がデカい💦
首から外れそう💦💦💦
おかわりのパウチを開けて、餌に集中させて、首輪を縮める。
首輪は指1本の隙間まで縮めた。
コロちゃんは首輪外しの名人みたいだそれで逃げたんだね。
コロちゃん、コロちゃん、アナタは人間大好きな可愛いワンちゃんだったのね。
はしゃいで飛びついて、顔まで舐めてくる😅
歯が白い✨まだ若くて元気はつらつな女の子だったのね🐕
犬というものは、首輪とリードでコントロールするものだとシーザー・ミランが言ってたなぁ(たしか…)
首輪はチョークというのだけど、チョークから犬の脳に刺激が伝わり、飼い主(リードを持つ人間)が何を望んでいるのかを察知するって感じのことを言っていた。
ありがとう。シーザー・ミラン様。アナタは私にドッグトレーニングを教えてくれました。(今では、犬も褒めて躾ける時代だそうですが…、私はシーザーを信奉しています✨)
このあと、保健所に連絡して、保護しに来てもらいました。
保健所さんによると、飼い犬が逃げてしまったとか犬を探しているという問い合わせは全然出てないそうです
オイオイ、飼い主は探してないのか?なんなの?心配してないのかい?
犬は帰巣本能で帰ってくる!などと探さない人がいるから、他県では殺処分が無くならないんだよ‼️
鳥取県では保健所は、殺処分致しません。あるとしても、状態が悪すぎて生きてる方ががかわいそうな時に治療の選択肢として『安楽死』させてあげるのだと聞いてます。
それから鳥取県は『野犬』は少ないです。他県では、本当にたくさんいるようで、ビックリしてます。何十匹で群れていると
鳥取県では犬が1匹で歩いていても、すぐに通報されてだいたい数日〜数ヶ月で保護されます。
みなさま、ありがとうございました😊
犬を保護したいって、大変な事だと、わかりました。
私が自分で保護したいと思ったのに、ドッグフードは、猫が食べる量に比べると、ハンパなく大量に必要です 犬を飼ってたからわかってましたが…
そこで猫じゃらしのTwitterで、餌付け用フードのご支援をお願いさせていただきました。
私の思いに賛同してくださった皆様ありがとうございました😭
感謝感謝で言葉にならないほどです
私も、Amazonで注文したり、ホームセンターで、ドッグフードを調達しました💸💸💸
今はコロちゃんを保護したので、ご支援いただいたドッグフードや、私の購入したドッグフードは不要となりましたが、また、地域のために、ワンコの事で何かある時のために、缶詰やパウチは賞味期限ごろまで保管。ドライフードも、しばらく保管しておきます。
災害の際にも、役立てるようにと、思ってます。
犬の保護に、捕獲檻は失敗が許されないと聞いていたので(犬は頭が良いので二度と入らない)、バリケン(クレート)で、段階的に中に入るように仕向けて、最後は扉を閉める方法がネットで出てました。
その話から、猫じゃらしのメンバーみぃさんが、犬用キャリーを、大急ぎで持って来てくれました。
↓こちらの右側のやつ。
仕事が終わってから大急ぎで来てくれました。ホントにフットワークが軽い^_^
本当にありがとうございました😊
私は、コロちゃんが、意外にも早く捕まって、用意したものが不要になったじゃないとか、
無駄になったとか、思わないのです。
だって、み〜んなの思いが全部伝わって、コロちゃんに気持ちが通じて、天が(?)味方して、保護に至ったのだと思うのです。
例えば、猫を探していたら、ポスター作ったところで、意外にも急に見つかったってのら、ありますよね。
これも、そこまで大きな思いで、猫ちゃんを探そうとしたエネルギーが、保護に至らせるのだと、私は思うわけです。←科学的根拠は一切ありませんが…そう信じたい
なので、応援してくださった皆様のおかげで、今回はコロちゃんを保護するに至りました。そう思うのです❣️本当にありがとうございました😊
犬の散歩中の方にもお声掛けして、色褪せた茶色の中型犬の目撃情報をお知らせくださるようお願いましました。
犬のオーナー様は、本当にお優しい方ばかりです♡
私の犬友は、ほぼ毎日、連絡をくださいました。
ご協力、本当にありがとうございました😊