猫算（ねこさん）って知ってますか？
これは、猫が驚異的な繁殖力を持っている事を示す言葉です💦
1匹のメス猫から1年で30匹ぐらいに増えてしまうという、現実を多くの方に知っていただきたい‼️😤
↓これは、環境省のパンフレットです。公開されたのが平成28年ごろからです。現在は1年に30頭増えるとされてるようです。
皆さん、そんなに増えないでしょっと思ってるかもしれないけど…本当に↑この図の通り、イヤそれ以上かも…悲惨な事になるんですよ‼️
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【本当にあった怖い話】
2年前、本当にそんなことになりかけていた方がありました。怖い〜怖い〜
↓当時のメモが残ってましたので公開します。
多頭飼育になって困られたご本人から直接猫じゃらしに電話がありました。
保健所と相談しながら対応させてもらうと伝えて、保健所職員さんと一緒に訪問しました。
当時、実態をお聞きし、どうするのかを上記のメモにまとめたものです（きたない字ってバレてしまう〜💦）。室内で、まだ11頭で収まってるから親子関係や、兄弟関係が明確だったので、わかりやすいケースでした。もっと多頭飼育だと、何百頭になってしまって猫たちには名前も無く、近親交配で毛の色柄が似てくるので個体識別できなくなるんだろうと思います😰💦
ペット不可のアパートにお住まいの方。最初はメス猫1匹で、部屋に閉じ込めておけば、妊娠しないからと、不妊手術してなかった。
ところがある日、そのメス猫が脱走。帰ってきて2ヶ月ぐらいした頃、子猫が4匹（オス1頭メス3頭）産まれた。
生まれた子猫は可愛いからと育てていた。
今度は、まさか姉弟で交配するとは思わないし、ましてや、母猫が息子猫と交配するとも考えてなかった。
そうしているうちに、母猫が子猫を4匹（オス1頭メス3頭）産んだ。オスは知り合いの人に貰ってもらった。
それから、3ヶ月後に、また子猫を産んだ（オス3頭）。
1年で、アパートのその部屋には猫が11匹となった
この時点で、ご主人が、「この猫もう本当にどうにかしないとヤバいよ。」言うものだから、困り果てて、奥様が私に電話して来られた。（動物愛護センターに電話したが取り合ってもらえなかったそうです。まあ、そりゃそうですよ〜。）
保健所さんと共にご自宅訪問させてもらい、対応策を考えたのですが、生後11ヶ月のメス猫の中に臨月と思しきお腹のが1頭あり、早急に堕胎不妊手術が必要と判断。
↑11ヶ月の兄妹たち。手術日の前夜から我が家に預かりました。病院へ搬送する時間もないそうなので、朝早く仕事に出てしまうからという事で、前夜にお迎えに行きました。
生後11ヵ月の子たちを全員、不妊去勢手術に連れていったら、メス3頭にそれぞれ4匹ずつお腹に赤ちゃんが入っていたそうです😰💦
つまり、産ませていたら、さらに12頭増えることになるところだった…
合計23頭
それが、狭い（失礼）アパートにウロウロしてたらどうでしょう？
お子さんもいて、家族4人の暮らし。そこに猫が11頭。危うく23頭になるのを未然に防げた
というお話でした。
11頭の時点でも、もう怖い〜😰
トイレは頭数分の数を設置なんて無理でしょうし。ノミの薬だって大きな金額の負担になります（つけてあげてたら）。毎日の餌代も大きな負担だと思いますよ。
私たちが訪問した時は、初夏でした。小学生高学年ぐらいのお子さんの足は湿疹がいっぱい
「ノミが発生して大変でしょう。」と言ったら、「この子は皮膚が弱いみたいで、いつも湿疹が出てるんです〜。」と奥様はおっしゃった。
さて、実際に11ヶ月の猫たち4頭を不妊去勢手術に連れて行った動物病院の先生が、「室内飼いですよね？ノミのフンがすごかった。家の中にノミがすごいんじゃないですか？一応猫たちにはノミのお薬をつけておきましたよ。人間の方は膝から下の足が特に噛まれやすいですよ。見てあげてください。」と。
普段そんなにこんな事をおっしゃらない先生が、おっしゃるのですから、相当ノミが湧いてたと思います
お子ちゃまたち、かわいそうですよね。ノミに噛まれたのって、とっても痒いですよね？
私も野良猫の搬送してると、たまに、足を噛まれて…
コレはノミに噛まれたのか？と、そう思うだけで、更に痒みが増します〜
ノミが怖いワタシです😭
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今回は室内飼いで、猫が増えたら、とんでもない勢いで、増えてしまうことを書かせてもらいました。
本件は、保健所で、生後4ヶ月の子たちは引き取ってもらえました。猫白血病猫エイズに感染してなかったから、動物愛護センターへ行けるであろうという事で引き取られたようです。
感染してたら、あのアパートに置いておくしかありませんでした。
生後3週間だった子たちは、1匹はご友人宅へ、2匹は猫じゃらしに猫をタダで欲しいと言われてた方にご紹介だけして、直接に取引していただき、譲渡が決定したようです。
あのアパートには、まだ5匹いるんだろうなあ〜。
大人猫の譲渡は難しいです
私たちのように、キチンと健康管理して、健康な猫でも里親探しに難航しています。
ご自分で増やした方がご自身で責任を持って、里親探しなり、一生面倒みるなりする！それしかないのです。産ませると言うことは、全てを背負う責任が発生するのです。本気の覚悟が必要なんです。
それを無責任に、私たちに引き取ってくれないか？とか、あり得ない！ですよね？
すみませんね。ついつい、愚痴ってしまいましたね。猫にまつわる諸問題を引き起こしている方々に対して、愚痴の一つもこぼしたくなるような日々を過ごしているものですから…
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今度、いつか、不妊去勢手術してないのに、完全室内飼いでも増えないという話や、可愛がっておられるはずなのに猫が栄養不良で痩せているという話を書かせてもらいます。コレは今回のよりもっと怖い話になりますので…
ホント怖いデス！繊細さんには不向きな記事になるかもしれませんね
