Trap(トラップ): 捕獲すること

Neuter(ニューター): 不妊手術のこと

Return(リターン): 猫を元の場所に戻す


この三つの頭文字をとって、TNRと言います。

この活動のお手伝いを、鳥取県中部で、2021年度で400頭以上させていただきました。


























TNRをする時、なぜ”リターン”なのかを、みんなで考えていきたいと思います❗️

たまにあるのですが…

・よその場所に持っていって放してきてくれ

・手術から帰ってきたらもう餌はやらない

このような困ったことをおっしゃる方があります{emoji:020.png.ガーン}

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猫は愛護動物なので、他の場所に持っていって放す=遺棄となります。

犯罪になりますので、致しません!

手術から帰ってきたらもう餌をあげない=今まで餌をあげてた愛護動物である猫に餌をあげないのは虐待です。

いずれも犯罪です。

愛護動物は、その場所に生きて行く権利があると考えてもらったらわかりやすいと思います。ご自分のやるべき方向が見えてくると思います。

だから、生きて、命を全うさせてあげて、最後まで見守るという姿勢で、今後も、よろしくお願いします。

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それにしても、不思議なのは、今まで餌をあげていた猫に対して、もう餌をあげないことにするって心理が理解できませんねびっくり

手術したらそれで、処置が済んで、餌をあげていた事についての責任を取り終えたとでも思い込んでいるのでしょうか?

いいえ、猫が一生を全うするまで、餌をあげたことについての責任は続くのです。

野良猫の命は3年から5年と言われています。  

猫嫌いさんにとっても、3年から5年は、猫の被害が続くのですから、猫好きさんが頑張るのは当たり前❣️と私は思っています。

流入猫については、追い返す方法が良いと思ってます。リターンしてその場に居続ける猫たちがテリトリーを守ろうとする働きもあるので、猫たちが追い返してくれると思います。

定時に定位置で管理している個体に対してだけ、給餌すれば、猫は確実に減っていきます。流入猫は、どこかで餌をもらってる猫が、餌場をもっと多く持ちたい為にやって来たのだと考えて、他の場所で餌をもらっていると信じて、追い返すのがベターです。仲間に入れるかどうかも、コロニーの猫たちの反応で分かると思います。

どうか、最期まで、餌をあげ続ける、新しい流入猫が来ていないかなどの確認を怠らず、増えないように増えないようにして、自分の管理する猫がゼロになるまで頑張って参りましょう💪

私は、私の庭で5年かかりました。他でもらっているとわかっているので流入猫には何も与えませんでした。(参考までに)