ただいまブルース・フォーグル著『キャッツ・マインド』を読んでいます。
獣医師としてのキャリアと動物行動心理学から、猫の心と体をまるごと解説するという本。
ちょっと難しいところもあるので、パラパラめくって斜め読みし始めたのですが、なかなか興味深い!
いろんな猫を見たり世話したりする機会が多いので、あぁなるほど〜と思ったり。
例えば……
子猫の脳は自己修復力が強い、とか。
成猫から視覚領を切除すると目が見えなくなるけれど、新生の猫から切除した場合は、最初は見えなくなるけれど、徐々に修復され、最終的には見えるようになるという。
どうやって実験したのかと想像したら恐ろしくなりますが(汗)
そういえば、昔預かった乳飲み子は、ウイルス感染により重篤な状態に陥り、一命はとりとめたのですが、目があらぬ方向を向いているようにも見えるし、前脚が小刻みに揺れていて、動きもたどたどしく、小脳に異常がありそうでした。
この先どうなるのだろうかととても不安になりながら育てていたのですが、最終的には立派に育ち、我が家を巣立つ8ヶ月齢のときは症状は見られなくなりました。
今も健康な猫で、一緒に譲渡した義兄弟猫と里親さん一家に溺愛されて、ぬくぬくと暮らしています。
里親さん宅は床暖房でぽかぽか、冬は家具の下に入り込んでこたつ気分を味わっているらしい(笑)
時折届く写真付きメールが嬉しいです。
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ヒゲ猫の表紙から、楽しくてマニアックな本と伝わってくるよね(笑)