ある朝、子供が言った。
「ちゃぷちゃぷ、ちもちいい。おしまい。」
「えーん、えーん。」
「がまん。」
「みかん。」
これは、子供が全部言ったことなのだが、これだけでは何もわからないと思うので、解説。
この言葉を子供が言った前の晩、お風呂の時のこと。
お風呂といっても、その日はシャワーで、私が頭・体を洗っている間に子供は湯船に入っている水で行水をして遊んでいた。
そして、二人とも洗い終わったので、お風呂場から出たら、子供がぐずぐずと言い出した。
まだ、行水がしたいようだった。
私が行水に付き合ってられないこともあり、子供も着替えさせた。
すると、子供は行水がしたいのに、無理に引き上げたという気分が残っているようで、
「ちゃぷちゃぷ、ちもちいい。(行水のこと)」や「おしっこ!うんち!(駄々をこねるときも使う言葉)」等と言い続けていた。
ずっと文句を言っているウチのコに、「今日は我慢しようね。」と声掛けをした。
全く効果なく、文句の言い通しだったけど。
その後、ちょっと文句言いも落ち着いたようなので、みかんを食べさせた。
というドラマが、あの子供の短い言葉の中にあるのです。
「行水、お終い。」とお母さんが言った。
それで、僕が泣いた。
お母さんが「我慢。」と言った。
そして、「みかんを食べた。」
それでね、私が驚いたのは、昨日のことまだ覚えていたんだ~、ってこと。
それと、ちゃんと「がまん」って言ったこと覚えていたよ。
お母さんは、君にそろそろ我慢を覚えてもらいたいんだ。
頑張れ!