もっと自分に自信をもつための、大前提となる事実。 | 働くをワクワクに。生き生き働く職場づくりを考える社会保険労務士のブログ

働くをワクワクに。生き生き働く職場づくりを考える社会保険労務士のブログ

社員がやりがいをもって、自ら考え動く会社は成長します。
心理学を用いて、生き生き働くための職場づくりのためのヒントや、幸せな働き方をお伝えしています。

人は皆、フィルターをかけて物事を見ている。

その人独自のフィルター。
そのフィルターは、一つとして同じものはない。
全員、その人のもつ思い込みを反映させたフィルターを通してみている。
逆に言えば、フィルターをかけずに物事を見るということはできない。
ものの見方は人それぞれで、それを他人が変えることは不可能。

だから、他人と意見が異なるのは当たり前のことだし、自分の全てを他人が理解することなんて、不可能なのだ。
自分の「当たり前」「常識」が他人には通じないことも当たり前のこと。

だから、人は、言葉を使って、他人に自分の考えを伝えなきゃいけないんだ。
伝えなきゃ、伝わらない。
自分の気持ちなんて、言わなきゃ他人にわかるわけがないんだ。

ヒトには「コミュニケーション」という手段がある。
コミュニケーションによって、お互いの考えや気持ちを知ることができる。
そうやって、伝え合って、初めて他人を少し理解することができる。

だから、ちゃんと気持ちを伝えよう。
ちゃんと、考えを伝えよう。
伝えもせずに「こんなこと、常識なのに」「こちらを思いやってくれて当たり前」とか、言うのはこちらの勝手。
伝える努力を放棄して、ただの他力本願になっている。

お互いの考えを知ることで、歩み寄って、譲り合ったり、こちらに合わせてもらったりしながら、人は関係を築いてゆく。
どんな出来事に対しても、人それぞれ違うフィルターがあるという前提を忘れずに。

それを大前提にすると、ものの見方が変わる。

 

今が旬のししとうの花。