昨日の記事のつづき。

彼女(友達)はどうやら待ち合わせしている様子で
同世代の子数人とモール前に溜まっていた。
その前を通ってバス停に向かう私。
話に夢中のようで全く気づかれなかった。

バス停と友人との距離は20mぐらい。
男女の見分けはつくけど顔はわからないぐらいの絶妙な距離。

そこからじーっとマスクをして友人を見つめる私。(怪しい。
しばらく見て思った。

楽しそう。

一緒にいた人は私の知らない人ばかり。
会う時は私の知ってる内輪だったり、1:1でしか会った事がなかったから
彼女のそういう現場を目の当たりにするのは初めてだった。

なぜか寂しい気持ちがした。

元カレと知らない女性がデートしてる現場を目撃した、そんな感じ。

そしてそんな彼女を見ていると少し目頭が熱くなった。
もちろん私の知らない子と仲良くしやがって!!!ってことじゃない。

私は何をしてるんだろう。という惨めな気持ちから。

彼女は看護婦をしている。立派だ。立派すぎる。

一方、私は・・・?


どんどん未来へ歩む友人、ずっと足踏みしてる私。
足踏みしすぎて地面に窪みができてきた。
日に日に深くなっていくその窪み。
もう穴と言っていいだろう。
日を増すごとに這い上がるのが大変になる。

いっそ上から土を被せて生き埋めにしてほしい。
私なんて無かった事にしてほしい。

そう思う一方で地上から手を差し伸べてくれる誰かを待っている。

矛盾した気持ちと葛藤。



友達を見て声をかけられない。
友達が楽しそうにしててよかったと思えない。
自分に余裕が無いと人の幸福を祝ってあげられない。
今の私、人として腐ってるとしか言いようが無い。