健康保険組合の決算が出ました。
5235億円の赤字とのことです。
赤字幅は前年度よりも2046億円も膨らんでいます。
金額だけでなく、全組合の8割にあたる1184組合が赤字です。
何だか赤字、赤字言いすぎて、少し暗い気分に・・・(笑)。
保険料の収入は、リストラなどで加入員が減り、さらに給与やボーナスも減っているため、前年から3.6%もの大幅減。
そこに、高齢者の医療費の増大という、予想でき得る構造的な赤字の出現です。
実に保険料収入の46%が高齢者医療に回っています。
ここで、当然高齢者にも保険料の負担を増加、もしくは医療費の負担を、となるべきなのですが、なかなかそこに踏み込むことは出来ない世の中の雰囲気。
健保連の白川修二専務理事は、
「明るい兆しは全くない」
との発言です。
・・・ちょっと他人事のような言い方でない?
と思いましたが、構造的なものであるのでなかなか組合の努力でどうにかなるものでもなさそうです。
高齢者医療、もしくは保険制度、大改革をしないとどんどん現役世代が疲弊していってしまいますね。
政府が何とかしてくれる、ではなく、国民みんなで考えていくべき命題なのではないでしょうか。
昨日の行動分析★ 「明るい兆しは全くない」強化のしくみ
先行条件 | 行動 | 結果 |
健保組合赤字 |
明るい兆しは全くないと言う |
責任が他に向く↑ 大変ですねと言われる↑ |
今後は税金投入を要請していくとのことです。
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