ゼロハン・ガロン Final | Turtlewalk

Turtlewalk

亀の歩み。遅てもええやん。自分のペースで歩いたらええやん。

【テルマ&ルイーズ】 2011年01月18日20:01
とうとう最終回となってしまいました。

ゼロハンガロンです。

今、この日記を新宿のネットカフェで書いています

なぜ、そんなとこでこんなことになっているのか

それを今から記したいと思います

前回の日記にちょこっとヒントというか

ワンピースになぞらえた文章がありました

漫画を知らない人には

さっぱり意味のわからぬ表現だったと思いますけども^^;

さて、友達の中で北海道に行く前からでも

一番頻繁に電話で連絡をくれるやつがいます

同い年でしっかり大人で

いつも自信たっぷりの余裕っぷりで

でも実はそこまで強くなかったりw 

僕のすごく憧れる人であり

尊敬できる今は東京に住む大親友です

北海道に行ってからも度々くれる電話に

僕は普段の愚痴を正直に話して

たまってたウサを吐き出しては

また翌日も仕事を頑張るという感じでした

どんなに離れても連絡をくれて

縁をつないでくれている彼に僕は救われていました

11月に書いた辞めたいという日記の頃は

「もういいんじゃない?」

「帰っておいでよ」と諭されていました

前回の日記で一旦後任が決まったときも電話をくれて

「良かった。本当に良かったよね」

と彼は何度も何度も繰り返し言ってくれました

それなのに僕の帰郷は延期されて

また振り出しに戻ってしまったのです

そして前回の日記をUPした前の晩に

また電話をしていました

「どうしてそこに頑張って居る必要があるの?」

「なんで帰らないの?もういいじゃん」

「義理でもあるの?お金が足りないの?」

「お金とエアーチケット送るから帰っておいでよ」

などと言われていました

実際僕には時間がほとんどなく、内緒で帰ってくるなら

例えば引越し屋の立会いなどはほぼ無理な状況でした

かと言って正直に話したところで

「どうぞ、いいよ」と言ってくれる人たちではありません

そして電話が煮詰まって僕はとうとう…

「○口、迎えに来て」「うん、わかった」即答でした

「○口が来てくれるなら僕は一緒に帰るよ」と答えました

実はすでに色々調べてくれていて、

朝一の飛行機で札幌行って電車で移動して

レンタカーで僕の住む町に行こうと

計画を練っていてくれてたそうです

翌日、僕は前回の日記を書き、

たくさんの方に心配をかけるだけかけてしまいました

僕としては言い訳を書かないと言いつつも

それなら仕方ないよとも言って欲しくて

僕の抱えた悲鳴を晒したというわけです

今からちょうど一週間前の、火曜日に連絡があって

詳細な計画が組まれ、

ミッション「テルマ&ルイーズ」は

15日(土)に決行することになりました

そこからの毎日はカウントダウンと共に、

役場の手続きや、郵便局の住所変更などもして

そしらぬ顔で仕事も続け、嫌なことがあっても

もう少しだけ、あと少しだけと言い聞かせて過ごしました

家に帰ってからは荷造りもどんどん進めて

最後の日に何が必要か逆算して荷物を減らしていきました


15日。部屋の荷物はほぼダンボールにつめられて、

あとは今日使うものだけが残ってる殺風景な部屋

僕はいつものようにマイナス10度の中、

5時から仕事しました

少しうわの空で、

ときおりどうしても顔がにやけたりしながら

牛の乳を搾る僕でした

夕方になる前には彼が到着。

引越し屋も飛行機のチケットも

帯広で1泊するホテルもレンタカーもすべて

手配してくれていました

8時ごろ僕は普段どおりに仕事を済ませ帰宅しました

彼は道の駅の温泉にいるよ。

準備が出来次第迎えに行くから

出発だとメールをくれてました

部屋の鍵と軽トラの鍵を玄関横の

灯油のタンクの上蓋を開けて置き

たった一言「帰ります」

と書置きして僕は部屋を出ました

アパートの階段を降りて道路の方を向いたら

暗がりに人影があって

「遅いよ」と声をかけられました

とたんにウルウルきてしまい、歩み寄って行ったら

アパートの陰に、もう1つ人影がありました

入り口に近い部屋のおばさんかと思ったら、

そこにも懐かしい友達が立っていました

僕のためにわざわざ7時間もかけて

2人もの友達が士幌くんだりまで

僕を迎えに来てくれていました。

もう嬉しいやら驚いたやらで>_<

「さあ、もう帰るよ」と僕は車に乗せられ

友達の運転で帯広を目指しました

久しぶりの会話に僕の口は留まる勢いを知らず

あっという間に帯広に到着し、

ホテルにチェックインしました

2人の希望で名物の豚丼を食べに行き

僕らは部屋に戻りました

僕の苦労話は暗くなるので追々って感じで

すぐさまモンハンが始まりました

そうこうしてたら、僕が臭うと言われ始めましたw

実際2人はうちの部屋でも

激しい臭いに耐えかねていたそうです

僕は毎日のことなのでもう麻痺してたんでしょうね

それで僕が風呂上りに着てきたTシャツが

臭いの元凶じゃないのかと言われ

僕がシャツを脱ぐと、

僕の右隣のエクストラベッドにいる友達が

「うわっ」って言いながら

僕の左隣のベッドにいる友達にシャツを投げますw

彼もまた「うわっ」って言いながら投げ返しています

自分のTシャツが目の前で飛び交っているなんて

まるでいじめられっ子の見る光景でしたが

そんなことも1人じゃ経験できないと思ったり

なんだかおかしくて笑っていました。

本人たちは真面目に臭かったんだと思いますが

でももっと臭いものが見つかりました。

数日分の着替えを詰め込んだバッグです

ここから臭うと言い出した友達が、

ホテルの部屋に常備されていた

リセッシュを僕の服やらカバンに

シュッシュ、シュッシュとかけています

時間にして10分ほどww 

「もう~~ビシャビシャになるやん!」

っていうとアルコールだから大丈夫と言われ

リセッシュの散布は続きました

挙句に僕のバッグは風呂場に監禁され、

ようやく客室からは悪臭の元がなくなったというわけです

モンハンは夜中2時ごろまで続きました。

北海道に来てから1度も

そんな時間まで夜更かししたことなかったし

てっきり寝落ちするかと思ってたけど、

久々の顔ぶれとの娯楽に

僕はずいぶん興奮していたんだと思います


朝は6時に目が覚めました。

友達の携帯のアラームが

延々鳴っていたので起きてしまったのです

そして僕の携帯はというと、

夕べの豚丼屋さんに着いたとき

ポケットに入ってないことに気づきました

あれ、部屋に置いてきたかなと思ったら部屋には無くて

だからきっと車に落としたのかとみんなで言ってました

なので5時に牧場から着信があったかどうか、

どういう反応だったか

その時はまったくわかりませんでした

チェックアウトの時間になり車に乗り込んだんだけど、

結局携帯はみつからずレンタカー屋に返却

ホテルに電話したら、携帯ありましたww

すぐさま取りに戻り、僕は着信を確認。

その時はわからなかったんだけど

5時3分に着信がありました。

でも留守電もなく、

その後は今この日記を書いてる時点でも何も連絡がありません

怒っているのか嘆いているのか全くわかりません

でも確実に言えるのは、

みんなに仕事のしわ寄せがいって絶対大変だということ

臨時でもヘルパーさんを雇ってたら

いいけどなあとふと思いを馳せます

帯広の駅で朝ごはんを食べつつ、

特急に乗り込みまたまたモンハンをしながら

2時間半ほどの道のりを新千歳空港へ向かいました

夜に乗ろうとしていた便を前倒しして3時半の便に変更

僕らは一路、羽田へ。東中野の友達の家に着いて

そこにもう2人友達が会いに来てくれて

5人でご飯食べたりまたモンハンしたり

道中、僕はMIXIのチェック機能で

帯広~占冠~新千歳空港~羽田空港と

移動してるのを書いてました

なのでそれに気づいた友達やマイミクさん達から

メッセージやメールもいただきました

見渡す限りの雪景色で人もまばら、

車もまばらなとこから来た

田舎のねずみ(僕はねずみ年)は

コンクリートジャングルに住む

都会のねずみ(僕と同い年の友達)の

お家で久しぶりの文明に触れる毎日です

転入届けとか出さないといけないので

東京滞在は1週間ほどの予定で、

このあとは実家のある田舎に帰ります

その先はまだ何も見えない白紙の道です



僕の人生は凸凹のwinding roadで

確かに大変だけれど、

その分たくさんのことに気づかされる道です

こんなにもしてくれる友がいること。

一生の宝だと思っています

迎えに行きたいと言ってくれた人も

すごく嬉しかったけど、実際に動いてくれるって

本当に本当にありがたいことだと思います

いまのきもちになるためには

過酷な牧場生活も知らなければ

いけなかったのかなと思えるし

思いがけずだけどまた僕の心の強さも

レベルアップしてしまったように思います

この経験を無駄にせず糧にしていかないとね

なにはともあれ、みなさんご心配をおかけしました。

僕は無事にここにいます

生きるのは大変だけど、

そして人生はつらいけど楽しいです

あんなに辛かったのに、

おかげで僕は今とても幸せだと感じられています

1年すら続ける根性がなかった僕ですが

これからも温かい目で見守ってやってください

ゼロハン・ガロンを

最後まで読んでくれてありがとうございました

そして、迎えに来てくれた2人。

何かあれば今度は僕が命がけで助けます。

本当にありがとう。これからもどうぞよろしく。


ねーやん