今は、自分のために、自分の書きたいように書いています。

 

けれどかつて、このブログが誰かの役に立てるらしいぞ!と知り張り切ったことがありました。

日頃、人さまのお世話になってばかりいる自分にとって、とても嬉しいことだったからです。

 

 

でもそれは自分を少し追い込んで、

その頃ブログを読んでくれていた人たちと少し離れることになって、

たのしくなくなってしまいました。

 

だって書く側も読む側も、呑気なブログが好きだったんだもん。

 

 

どうしたらいいかというhow-toを語ってみたり、

プライベートな質問に頑張って答えたり、

楽しませたいと気負ったり、

 

頑張れば頑張るほどしんどくなった。

そりゃそうだ、だって「怖いけど頑張ろう」だったから。

 

 

こういう時の迷走は、ひとの好意に気づいた時に似ている。

 

それまでのありのままの

例えば趣味に夢中になって大口開けて笑ったり、

例えばワケわからないことで泣いたり、

例えば面白くないギャグを飛ばしたり、

そんな自分が愛されていたのに、好かれてると気づいた途端、その好意を失うまいと逆方向に走り出す。

 

もっと良くなりたい

もっと好かれたい

という気持ちが、自分を変える行動をしろと背中を蹴り飛ばすから。

 

 

好かれようと自分を変えたら別人じゃん、

落ち着いたらわかるんだ。

 

人気のカレーパン、

もっと良くしようと かつおカレーパンにして客が離れたみたいな←いやほんとコレ元に戻して〜

 

 

ハッキリと誰かのお役に立っているブログさんを見ると、今でも時々、私も何か出来るんじゃない?!と鼻息荒くなることもある。

だけどすぐ思い出すんだ、私はそれに向いてない。

 

植物のようにその場で咲き、通りかかって目にしてくれた人とちょこっと笑顔の交換をするような、そんな日記でいいんだと。

 

 

そしてそう在ることが、本当の意味であの日の誰かへのエールになるんだと。

 

 

 

 

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