この数年(と言い始めていったい何年経つのやら(-_-;))
ぐずぐずと不調を訴えたり、引きこもったりしている私。
母のことも、父のことも、兄のことも、
多分、もう私に出来ることは数えるほどしかなくて、
それももう思い出した時にすればいいほどささやかなこと。
しんどかったさまざまなことから、まさに解放されたのに、
私はやっぱりぐうたらしていて、
夫さんが買って来てくれた材料で、
夫さんが作ってくれるご飯を食べて、
夫さんが用意してくれたお風呂に浸かって、
夫さんに髪を洗ってもらってる。
お風呂上り、夫さんが髪を乾かしてくれているうちに私は眠くなって、
「お布団へ行く。」というと、
夫さんがお布団まで送ってくれました。
添い寝しながら髪を撫でてくれる夫さんに、
「ねぇ、明日の朝、起きたら私が猫になっていたらどうする?
今よりますます役に立たないよ?」
と尋ねると、
夫さんは嬉しそうに目を細めて、
「引き続き可愛がらせていただきます。」
と答えました。
(」゜益゜)」 はぁぁ?!!!
予想外だったので、いい感じのリアクションが出来ませんでしたが、
「ときどきチャオチュール下さいね。」
とお願いして、
なんとなし安心して、そのまま眠りました。
(チャオチュール=いなばペットフードの傑作です)
「居てくれるだけで幸せです。」
夫さんはずっとずっとそう言ってくれてたのに、
その言葉は芯まで届いていませんでした。
でも、今は私の内側の、
その言葉を否定していた人たちはもう居ません。
「居てくれるだけで幸せです。」
うん、彼はそう思ってる。
「楽しくしてくれているのが嬉しいです。」
うん、私は幸せ噛みしめてここにいるだけでいい。
私が突然猫になってしまっても、
夫さんは、引き続き可愛がってくれるだけ、
幸せは継続する。