ラ・サール高校受験から20年 | 教育・受験のミカタ

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NEホールディングス(栄光学園・西塾・進学塾サンライズ・名古屋個別指導学院・コンパス)社長ブログ

今春、旭丘高校合格者数29名と過去最高を更新した進学塾サンライズでは全国最難関校の一つでもある西大和学園高校にも7名が合格しています。

 

今からちょうど20年前2004年、サンライズ(当時の名称は西塾高校受験部)では初めてとなる県外受験を行い、塾生たちがラ・サール高校の受験に挑戦し、以来途切れることなく合格者を輩出。やがてラ・サールから西大和への挑戦へと変遷してきた経緯があります。

 

 

県外受験への挑戦は2002年にいわゆる「ゆとり教育」がピークを迎え、薄くなった教科書で学ぶハイレベル層の吹きこぼれ対策でもあり、同時に教師も教科書レベルを網羅するだけでなく全国最難関校レベルの出題に対応できる知識・指導スキルを身につけるという、いわば指導理念「本物の教育」に基づく施策でもありました。『STOP2002』というスローガンを毎回チラシにも載せたりもしていました。

 

サンライズには全国最難関校を受験する前提での学習カリキュラムがあり、例えば最上位生は県内最難関私立高校の東海高校滝高校の入試もピークではなく通過点でその流れの先には例えば旭丘高校や向陽高校などに高い基礎力をもって入学してほしい。もちろん最上位生以外の塾生においても同様で、自身が太陽のように輝き地域社会の中で太陽のように輝き活躍する人財になってほしいという願いがサンライズには今も脈々と流れています。

 

塾生諸君は1ランクも2ランクも上の高校を志望校として定め挑戦し続けます。教師は安易に合格できる高校を受験すればいいという指導ではなくその子の最大限の能力を引き上げることを追求します。また高校入試は中学生として学習した総決算ですが、当然ですが入試だけでなくそこに至るまでに学校の定期テストが3年間で15回ほどあるわけで、ここでの指導、結果が重要なのは言うまでもありません。

 

今年は愛知県公立高校入試問題が例年よりも難化した教科も複数あり国語の平均点も低くなったようです。そうした傾向が塾生に追い風になるように旭丘高校さえも通過点になるような指導の追求、向上、もっともっと塾生・保護者に支持いただける塾舎づくりに教師一同ますます燃えて新年度を迎えます。

 

蛇足ですが、ラ・サール高校入試では前日に名古屋から鹿児島に入るのですが、20年前に当塾初のラ・サール高校合格者となったOくんに、入試前日に西南戦争の銃弾跡などあちこち連れ回されたのもいい思い出です。その年の国語入試問題は普通の中学生はまず手にしないような彼のお気に入り作家・愛読書からの出題でした(笑)