大学受験も共通テストが終わり個別(二次)出願を終えることで、いよいよ猛スパートをかけていく時期です。
受験生はもちろん、ご家族の皆様も体調管理に気を付けて日々ベストを尽くしてください。
さて、共通テストは現高校2年生が受験する来年度から再び大きな変更が予定されていますが、この数年だけ見ても、それまでのテストと比べて問題文内の文章、単語、図や資料が増え非常に多くの情報を読み取り、選択し、判断するようなものへと変わってきています。
今回は英語と国語の問題における単語数がどれだけ多いのかをSRJさんの資料から読み解いてみます。
英語
昨年に続き過去最低水準の平均点(最終集計では53.81点)だった英語のリーディング。
全体の語数は昨年度よりも150語以上増加しました。
3年連続で6,000語を超える形となり、センター試験時代の約1.5倍の語数での出題が定着したと言えそうです。
出題形式や配点の変更はありませんでしたが、難易度は昨年度よりやや難化。学校行事などの身近な題材から、時間の知覚についての説明といったものまで幅広い内容の英文から出題されています。図や表、イラストを使った問題も多く、英文をスピーディーに読み取ったうえで、複数の情報源から解答を導き出す力が必要とされています。
高校生の平均読書速度75wpmで読んでいては、読むだけで時間が足りなくなってしまいます。そのため、受験には約2倍の150wpmの英語を読むスピードが必要となります。
英文の内容をノートや発表用資料にまとめる問題も変わらず出題されていて、英語を英語のまま処理していく力も求められています。
※wpmとはwords per minuteの略で、1分間に読めるワード(単語)数のことです。
国語
2024年度の大学入学共通テストの国語の文字数は約24,135文字で昨年並み。とはいえ、原稿用紙60枚分の内容を速く正確に読み解くためには時間配分と日頃の訓練が大切です。
今年は平均点が高かった国語ですが、苦戦した生徒はやはりその文字数で苦労したようです。
多くの単語・文字・文章を処理していく力は過去問を時間を決めて多く取り組むなどで鍛えることも可能です。多くの文章を読むことも大切です。
それ以外の方法として私たちの塾で行っている指導が速読です。多くの情報の中から必要なものを取捨選択しながら設問を速く正確に読み解くことは今後の受験(大学受験だけでなく高校受験、中学受験でも)で大きなアドバンテージになります。そうした力がつけば受験勉強もさらに効率的にできるというメリットもあります。
名古屋個別指導学院では昨今の入試に対応するために前年より準備を進めてきた速読解講座と速読聴英語、小学生からのプログラミング教室の3講座を6校舎で開講させていただきます。開講教室は本山教室・車道教室・日進教室・三ツ池教室・新瑞橋教室・四日市教室です。
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速読以外にも対策はあるかと思います。自分に合った対策を見つけて成果を上げられることを願っております。