12月3日(日)はラグビー関東大学対抗戦、明治大学と早稲田大学との決戦の日。
明治大学の学生・卒業生・関係者の中には、世間で広く「早明戦(そうめいせん)」と呼ばれるこの決戦を「明早戦(めいそうせん)」と呼ぶ愛校心に溢れる人たちも存在します。実は私もそのうちの一人だったりします(笑)
私が明治大学に憧れを抱いたのは、高校時代の世界史の先生(岡地先生)が明治大学ご出身だったことが影響しています。
岡地先生は雑談の中でよく明治大学での思い出などを話してくださいました。
バンカラな校風、怪しげな運動をしていたり卓を囲むことに励む学生たちの話も、高校生だった当時は何もかもが新鮮で面白かった記憶があります。
先生が、溢れる明治愛で六大学野球とともに熱弁していたのがラグビー明早戦。雪の明早戦の解説は圧巻でした。
その数年後、岡地先生の後輩になれたとき、同じように神宮球場や国立競技場へ通うことになったのは必然でした。
以来30数試合のラグビー明早戦を、ときに国立で多くはテレビなどで観戦してきたわけですが、今日はそんな愛すべき明大ラグビー部創部100周年で迎える大決戦なのです
「早稲田のラグビーは横へ横へとボールを回す。それは華麗だし賢いのかもしれないが明治は違うぞ。目の前に壁があっても逃げたりしない。ではどうする。そう、突っ込んでいくんだ。壁に正面からぶつかってく。横じゃない、前へ前へと突進してトライを目指すんだ」と、そんなことを名調子で話されていた恩師のことも、毎年この時期には必ず思い出します。
私の学生時代は重戦車明治の黄金期。伊勢丹へ進んだ吉田主将の伝説のトライは今も鮮明に覚えています。永友、元木などのスーパースターが強いメイジを魅せ続けてくれました。
受け継がれてきた伝統
未来へつなぐ紫紺のプライド
素晴らしい試合となることを願ってます。