一昔前、中学生の社会科のテストにこんな問題が出ました。
『コンピュータやデータ通信における「情報技術」のことをなんというか?アルファベットで答えよ。』
答えはIT。読み方は「アイティー」ですね。森元首相が「イットゥ」と読んだというのも有名な話です。
さて、そして現在。
ITに代わりICTという言葉をよく見聞きするようになってきました。
これは総務省が、簡単にネットワークが利用できる社会を実現するために、世代や地域を超えたコンピューターの活用や、人と人、人とモノを結ぶコミュニケーションとしての活用をしていくという狙いを込めて、キーワードのコミュニケーションの頭文字CをITの間に挟んだ言葉です。
ICTについては、医療や介護、農業など幅広い分野で運用が検討されています。教育分野においてはICT教育などという言葉も盛んに使われています。
まあ、わざわざICTだとかICT教育だとかいう言葉が目新しく目立っているような現状こそが、まだ馴染んでいない、一般的でないということの証明でもあります。それらの言葉に違和感を感じない、反応しないというような状況になれば、当たり前に広く実践されてるということになるのでしょう。
数年前から、多くの学校や塾ではこのICT教育なるものについての研究、分析、検討などが進められ、ここ最近、導入・実践について、急速にスピードが上がってきています。もはや「やるかやらないか?」ではなく、「いつからやるか?どうやるか?」という段階にきているように感じています。
このICT教育。学校と塾ではその役割上、活用の前提となる立ち位置が異なります。そのあたりが私たち塾人にとっては最大の課題ですし、この課題をクリアすることで子供たちに大きな貢献ができる(=クリアできなければ貢献できない)と考えています。
引き続き、主体性をもって課題の発見・掌握と克服に努めていきます。
子供たちの未来のために
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