家庭での勉強、困っていること1位は? | 教育・受験のミカタ

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NEホールディングス(栄光学園・西塾・進学塾サンライズ・名古屋個別指導学院・コンパス)社長ブログ

私たちは、夏期講習や冬期講習などのタイミングで、全社講習生アンケートを実施しています。毎回の結果につきまして、全事業部で、研修の材料として総括を実施し、より良いと評価していただける指導を追求しています。

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多くの項目についてお答えいただくのですが、その中に、「家庭の勉強で困っていること」をお尋ねする項目があります。お子さまがいらっしゃる皆さまは、お子さまの家庭での勉強において、どんな困りごとがあるでしょうか。

選択肢から選んでいただくのですが、一番多かったお答えは、「集中力がない」というものでした。その他にも「家庭学習時間が少ない」などという答えも多くいただきました。自社では、学年や通塾目的ごとにさらに細かく分析しているのですが、今回は「集中力がない」ということをテーマにお伝えしたいと思います。

勉強するときに「集中力がない」ので困っているということなのですが、例えば、ゲームをしてるときは熱中しているとか、好きなことには没頭するとか、メールのやり取りなんかは集中してるのにっていう声も、実際にお聞きすることがあります。

今回は、お子さまが、勉強や読書などの学び系のことになると集中が続かないというケースを例に、具体的に効果がありそうなご家庭でのアプローチについて、いくつかご紹介します。お困りのお母さまがいらっしゃいましたら、使えそうなものをぜひ試してみてください。塾生保護者の皆様には、教室より、面談時やお電話などでも個別にお伝えしていければと思います。

まず、初歩の初歩を確認しておきます。集中力の大敵は、なんといっても落ち着かない環境です。整理整頓されていなかったり、散らかった部屋などでは、大人でも集中しづらいものです。まずは、身のまわりの整理整頓を点検してみてください。これは、普段から、くつは脱いだら揃える、服装もそう、食事のあとの後片付けなど、身のまわりのことを、整理整頓できているかを点検してみてください。ランドセルやカバンの中、机の上や引き出しの中だってそうです。物を整理整頓する習慣は、やがて、頭の中の思考や、心を整えるということにつながっていきます。

次に「姿勢」です。腰骨を立てて背筋を伸ばすような場面がご家庭ではありますか。背筋が曲がっているような悪い姿勢で勉強していても、集中は続きづらいものです。くつろぐことも大切ですが、本を読むときはピンと背筋を伸ばしてとか、食事中は姿勢を正してなど、これも身のまわりのできることから点検してみてください。

後は、睡眠不足や騒音なども、集中力を妨げる要因です。改善できるようならば工夫してみてください。言い換えれば、生活リズムや生活環境を整理整頓するということです。他にも、周囲からのプレッシャー、ストレス、ネガティブ思考など、メンタル面においても集中力を阻害する要因というのは存在します。これも心を整理整頓することで改善するという言い方ができます。

最後に、今回ご紹介した、ご家庭でできる集中力向上のアプローチについてまとめておきます。
抽象的な言い方になりますが、普段の日常生活からガチャガチャしない、落ち着いた平常心をもつという習慣が大切です。日常生活での、身のまわりのことから整理整頓を意識してみてください。正しい姿勢で生活することも、すぐ取り組めるアプローチです。

「集中力」という言葉をネットなどで検索すれば、溢れるほどの方法や理論が紹介されています。それらを専門的に学ぶことも有効ですが、まずは、ありのままを受け止め、ご家庭でできることを続ける、とにかく継続して習慣になるまでやり続けるということも意味のあることです。いずれ他の方法や更に深い考え方にも触れていこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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