中央道・笹子トンネルの天井板崩落事故後、トンネルが対面通行で仮復旧した年末から年始にかけ、中央道大月ジャンクション(JCT)―勝沼インターチェンジ(IC)間の交通量は、前年比45%の大幅減だったことが7日、中日本高速道路のまとめで分かった。対照的にJR中央線は、年末年始の特急乗客数が伸びた。
中日本高速の発表によると、大月JCT―勝沼IC間の平均交通量(速報値)は、トンネル下り線を使って仮復旧した12月29日から1月6日までの9日間を見ると、2万6400台。2011~12年の12月26日から1月6日の12日間では4万8300台だったのに対し、2万1900台減だった。中央道全体を12月26日からの12日間で見ると、12~13年は11~12年に比べ、19%減の3万4600台だった。大月JCT―勝沼IC間の10キロ以上の渋滞は今回の年末年始で5回発生。同社は1月2、3両日に、上り線で35~45キロの渋滞を予想していたが、最長は上り線で1月4日に発生した12・1キロだった。
同社は「東名高速道やJR中央線などに流れたのではないか」と分析している。
一方、JR東日本八王子支社も7日、年末年始(12月28日~1月6日)の中央線特急利用状況を発表した。総乗客数は前年同期比24%増の27万7400人となり、3年連続で前期を上回った。同支社は「年末年始に土日が2回含まれていた関係もあるだろうが、トンネル事故の影響も少なからずあったのではないか」と分析している。
出典:読売新聞